◆「ピアノを始めて半年〜1年は導入期間です」の意味は?①
こんにちは。斧原ゆう子です♪
ピアノを始めて半年〜1年位は「導入期間」といいます。「導入期間」を経て、だんだん、やさしい曲から、初級程度の曲へと、進む事が出来ます。
4月にピアノの体験レッスンにお越しいただきました、A様。
年中さんと年長さんの ご姉弟です



体験レッスンの終わり頃に、私がいつもご案内させて頂くコトバです。
「半年から1年くらいは“ 導入期 ” と言いまして、音楽の 基礎的なことをひとつひとつやっていきます。両手で弾くことを目指していますが、始めたばかりの時に、両手でいきなり曲を弾いたりはしません」
それを、他にも違う言葉も交えながら、説明をします。
このコトバは、以前、音楽教室に勤めていた時に
その音楽教室の 研修で、教わったことです。
ピアノのレッスンとは、「ピアノが弾ける人がピアノを弾いてる」というシーンしかイメージにない場合、始めたばかりの頃のレッスンは、きっと、これでピアノを弾くレッスンなのだろうか?と心配になるくらい、「ピアノを弾く準備」のレッスンが続きます。
中には、1〜2巻まで ピアノには触らない、弾かない、教本もあります。私もその教本を使う事もあります。
ピアノを弾く前に、充分に 手の形をつくったり、身体や手や腕や ゆびを敏捷にしたり、などの準備を充分に行ってから、実際に弾く段階に入ると、弾くゆびや腕や身体 になっていたり、耳から聴く聴き分けも備わったり、いいことが沢山あります。
現在は、私はその教本を使う場合でも、他の教本を使い、ピアノに触る教本と併行して進める事が多いですが。
この準備期間を導入期と言います。
繰り返しになりますが、
ピアノを弾く手の形をかたづくることや
手首や腕のしなやかさ
肩や身体や上半身がリキまないこと
音の読み方
ゆびづかいの 番号とゆびの一致
右手 左手の区別
音符のなまえ
音符のリズムの長さ
音名(ドレミ)
鍵盤の位置
鍵盤の 右側は、音が高いこと
鍵盤の左側は、音が低いこと
五線紙に書かれたおんぷを読むときのルールの理解
などなど。
両手で、しかも 左右別の動きをしていけるようにしていくこと。
すごいピアノ曲を弾けるようになるまでの、始めたばかりのころは、「えっちらおっちら」の「えっ」くらいの事を「え」から、ひとつひとつやっていきます。
その導入期間は、早い人で半年から1年ほど、もう少しかかって1年半ほど、時間がかかる場合もあります。個人差があります。
この導入期間の間にこなす教本は、おそらく、どの先生でも2冊以上〜数冊使ったり、同じシリーズで揃えて3〜4冊のシリーズを使ったりされるでしょう。
私の教室では、シリーズをニ種類以上 組み合わせることが多いです。
色々な面で よい教本があり、色々なアプローチから生徒さんの音楽、演奏力を深めるため、4冊以上になることもザラです。
導入期間の次に、初級の時代に入ります。
導入期間の後半は、ほとんど初級の初めに入っています。
私が体験レッスンの最後の方にお話させて頂く、
「半年から1年くらいは“ 導入期 ” と言いまして、音楽の 基礎的なことをひとつひとつやっていくので、いきなり両手で弾いたりはしませんので。。。」などという言葉。
それはその導入期間のあいだ、少し辛抱ね。親御様も。というおことわりの言葉なんです。
両手で、聞いたことのある曲を、ひくようには
まだしないで、手のゆびの体操をしたり、ゆび番号を覚えたり、ピアノを弾くフォームを整えている期間を、経ている間です。
地道に、あたたかく 見守ってくださいね。ここを経ないと、初級であるスタート地点に立てないのです。
しばらくは手ほどきの期間ですからそこをご理解いただくように。
その説明が必要です 。と最初に勤めた音楽教室で
研修を受けました。
それ以来、私はこのおことわりの言葉を
その音楽教室に居た間も、自分の教室を立ち上げて以降も、ほぼ、全ての方の体験レッスン時に保護者さまへ、お伝えしています。
長くなるので、今日はここまでにいたしますね。
『「ピアノを始めて半年〜1年は導入期間です」の意味は?②』
ピアノ:初心者・年少さん・年中さん歓迎♡
とにかく丁寧に、指導します・進めます。
ピアノ&リトミック教室
〜ピアノ・トルテ〜
【行田教室】【八木が谷教室】
オンラインレッスン対応教室です。
講師:斧原 ゆう子(おのはら ゆうこ)
大阪音楽大学 ピアノ科卒業。
行田、山手、上山町、八木が谷、高野台、三咲、二和西、大穴、二和東、健伸幼稚園、清和幼稚園、八木が谷幼稚園、三咲小鳩保育園、あすなろ保育園、塚田小学校、塚田南小学校、行田東小学校、行田西小学校、八木が谷小学校、八木が谷北小学校、等からお通い頂いてます。