K-POP恋愛小説(INFINITE/防弾少年団/etc... -19ページ目

K-POP恋愛小説(INFINITE/防弾少年団/etc...

amblo.jp/vanilla7creamより
引っ越しました。

今までINFINITE ONLYでしたが
これからは他のグループにも
挑戦致します★
暖かく見てくださると嬉しいです^^

Fantasy/恋愛/日常
短編集・・・など。

 

 

通り過ぎるのは・・・

ただの風であって欲しかった。

 

見えないものは・・・

ただの壁であって欲しかった。

 

変わらないものは・・・

そこにある想いであって欲しかった。

 

だけど・・・何もかも変わってしまった。

変わらないのは、家とバイト先と学校までの道だけ。

 

もちろん私の思いは変わらないのに、以前と変わらない”嘘”に

自分だけではなく、他の誰かまでを傷つけることになるなんて

今の私には思いもよらなかったの・・・・。

 

 

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いいよ・・・・俺、分かってるから。

ミョンスを好きな意地っ張りで強い君を、まるごと好きになったんだから。

 

俺は全然、辛くないよ。

分かっててそうしたんだ。

それでも一緒に笑える日々を今までよりも多く過ごせるだろうっていう

楽しみの方が大きかったしね。

 

いつかふりむかせてやる自信もある。

 

だから・・・俺も早く・・・元に戻りたいよ。

フェアじゃないし、ミョンスが以前どう思ってたかも知りたい。

いや・・・知らない方がいいのかな?

 

それにしても、バイトしてるせいかもだけど、

背中の痛みがなかなか取れなくて・・・・

これからもバレないようにしなきゃな。

 

 

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ソンヨルとリリィは、二人の背中をしばらく追いながらそんな事を考えていた。

 

ミョンスは店長に事の次第を話し、店長も”ソンヨルから聞いているよ。”

と、教えてくれた。

 

さて・・・どうしようか。

どこまで記憶があって、どこまでないか?

どれを記憶があるフリしなければならないかな・・・?

 

悩んだ挙句、所々覚えがないこともあるという事にした。

あとはナナがバイトの時はいないからなぁ・・・

それも踏まえて慎重に考えた。

 

するとナナは店長に自分もここで働きたいと突然、名乗り出た。

店長は困惑するものの、なにせ人手が足りない・・・

 

何よりもミョンスのフォローもするというのだから、そうしようか・・・?

店長はそう思いながら腕組みに答えを委ねた。

 

店長:「う~ん・・・そうだな・・・確かにうちは今、人出が少ない。」

 

ナナ:「っじゃぁっ!!」

 

店長:「しかしなぁ~・・・一気にこれだけ知り合いがいると、やめるとき

一気にいなくなっちゃったら困るしなぁ~・・・」

 

ミョンス:「そんなことしませんよ!ナナは、俺の不足な部分を補う力は十分

あるかと思いますっ!!俺も一生懸命頑張りますから、お願いしますっ!!」

 

店長;「う~ん・・・そっかぁ?・・・・よしっ!じゃぁ、お願いしようかな?」

 

ナナ:「やった!!ありがとうございますっ!!」

 

店長:「あぁ、よろしくな。とにかく、みんないっぺんに辞めることだけはしないでくれよ?」

 

ミョンス:「分かってます!!ありがとうございますっ!!」

 

ナナ:「やったね!ミョンスッ^^」

 

ミョンス:「うんっ!ナナっ、頑張ろうなっ!!」

 

そう言って向かい合ってハイタッチをミョンスが構えると、

ナナがそれに答え腕を伸ばす。

 

ナナがミョンスの手のひらにタッチしようとすると、ミョンスは意地悪をして

すこしだけ高く掲げた。

 

ナナ:「あっ!!んもぉ~・・・届かないっ!!えいやぁ~~っ!!」

 

ミョンス:「んははははっwwwはいっ。こっちだよっ?w」

 

ナナ:「タッチッ!!あ゛ぁ~~~またぁ~っ!!」

 

ミョンス:「うそうそ、ごめんごめんっw」

 

そう言ってミョンスはナナの頭を撫でて、自分から小さくタッチをした。

 

店長:「ん゛っん゛んっ!!ゴホッゴホッ!!え~~~っと・・・仕事中は

    そういうのしないように・・・・。」

 

ミョンス:「あっ・・・はいっw」

 

ナナ:「あははっ・・・すいません・・・。」

 

ミョンス:「じゃぁ、取り敢えず今日は帰ります。」

 

店長:「おぅ、じゃぁシフト作っておくからよろしくな。」

 

ミョンス:「はい。」

 

ナナ:「よろしくお願いしま~す!」

 

そう言って二人は、事務所から出て、細い通路を1列に歩かず、

寄り添うように歩いて出てきた。

 

ソンヨル:「おっ!帰ってきた。」

 

ミョンス:「挨拶してきた。」

 

ソンヨル:「うん、そのようだな・・・。で?」

 

ソンヨルは彼女を紹介しろと言わんばかりに、顎で催促した。

 

ミョンス:「あっ・・あぁ・・・この間から付き合ってる彼女なんだ。」

 

ナナ:「ナナです・・・。」

 

ソンヨル:「俺はソンヨル。こっちはこの店に長く働いてるリリィだよ。

      ちなみにたった今から俺の彼女になりましたwww」

 

ミョンス:「えっ??ここでそうなったの??凄いね相変わらずw」

 

ミョンスは適当に知ってるふりをした。

 

ソンヨル:「相変わらずってなんだよっwwwまぁ、俺がモテちゃうって

      意味では正解だけどっ?」

 

ミョンス:「その自信がだよっw」

 

ソンヨル:「だろっ?」

 

視線を感じる・・・・誰からの?

 

ソンヨルと笑いながら話しているけど、それがどこからかが分からない。

 

変な気分ではあったけど、ミョンスはナナと手をつなぎ、

気にしないようにした。

ナナは少しだけミョンスの顔を見上げた。

繋がれた手が嬉しくて頬を染める。

 

リリィ:「ミョンス、もう体大丈夫なの?」

 

ミョンス:「あっ・・うん、大丈夫。ごめんね?俺が急に来なかったから

      仕事増えちゃって大変だったよね。」

 

リリィ:「大丈夫だよ。^^それより知らなかったなぁ~ミョンスにこんな

    可愛い彼女がいたなんて!以前は何も言ってなかったからビックリしちゃったw」

 

右に左に目が勝手に動いてしまうソンヨル・・・・

チクタクチクタク・・・・・

それはまるで古時計のように。

 

カチコチカチコチ・・・・

それはまるでメトロノームのように。

 

ミョンス:「あ、言ってなかったのかなぁ~?w」

 

ナナ:「ミョンスが入院するほんの少し前なんです・・・だからまだ付き合い始めた

    ばかりだったんで・・・。」

 

リリィ:「そうなんだっ!?じゃぁ、知らなくても当たり前かw」

 

ミョンス:「それにそういう話ってあんましないじゃん。」

 

リリィ:「あははっwそうだねぇ~私たちはいつもつまんないこと

     ばっかり喋ってたしねw」

 

ミョンス:「えぇっ~??そんなに俺つまない話ばっかしてたっけ??

      ぅわぁ~・・・心外だなぁ~。」

 

リリィ:「何言ってんのwあたしたちって言ってるでしょ?w」

 

ミョンス:「あ、そっか。・・・ん?あれっ??それ、俺もおんなじの持ってるっ!!」

 

そう言ってミョンスはリリィのベルトにぶら下がっている、

小さなぬいぐるみを指さした。

 

リリィ:「それ、前も言ってたからwwwもうろくしたの?w」

 

ミョンス:「いやっwあー・・・そう言えばいったような・・・。あ、ほんとこんな話ばっか

      だったかもしれないw」

 

リリィ:「でしょ?」

 

ナナ:「ねぇ、ミョンス・・・これからカフェでもいかない?」

 

ミョンス:「あ・・・そう言えば、リリィは今日仕事?」

 

ミョンスはナナの言葉に思い出したかのように、リリィにそう口を開いた。

ちらりとナナを見たのに、その目は勝手にリリィに向いてしまった・・・・

 

リリィ:「見ての通りそうだけど?」

 

ミョンス:「ソンヨルは?」

 

ソンヨル:「俺っ?見ての通りそうだけど?w」

 

ミョンス:「おいっ・・・・あ~そーかよ!あ、じゃぁ、ナナ、ここでお茶しない?

丁度ここは素晴らしい定員のいるカフェだし!!」

 

ソンヨル:「素晴らしい定員ってのは合ってる!!そうだよ、ここでデートしていけ!

そして沢山お金を使っていけ!それら全てが俺たちの給料になるっ!!」

 

ミョンス:「う~~わっ!怖っ!!お前ねぇ・・・他にもお客さんいるだろ~?」

 

ソンヨル:「安心したまえ・・・俺の話は誰も聞いちゃいない・・・。」

 

リリィ:「それ、本気であるよね。お客さんに聞き返してもスルーされてるもんね。」

 

ソンヨル:「ちょっと・・・リリィ、俺の彼女になった途端にイジメですか?

      それとも、既に俺は尻に敷かれているのですか??」

 

ナナ:「プッ!!」

 

リリィ:「残念ながらそのようです。」

 

ソンヨル:「そのようってどのようぉ~よぉ~~っ!??どっちも?

      ね、ねっ、どっちもなのかいっっ??」

 

ミョンス:「あひゃひゃひゃひゃwwwソンヨラっ~~w」

 

ソンヨル:「シャラーーーップしなさいっ!!このラブモード高いカップルめ!!」

 

ミョンス:「プククククッ・・・・」

 

ソンヨル:「おいっ!腹を抱える程、面白いかっ?んっ?

      それとも腹でも壊したかっ??んっ?どーしたっ?おっ?ミョンスっ?」

 

ミョンス:「wwwwwwwwwwwwwwwwやめろっwwwwwウケるwww」

 

すると、その時カフェの扉が開き、お客様が来店したようだった・・・

 

ミョンス:「ほらっ、ソンヨル、お客さん来たぞっ!」

 

ソンヨル:「クッソ~~じゃぁお前らのは俺様が適当に

      持ってきてやるからな・・・。」 

 

ミョンス:「なんだよそれっwwwちゃんと注文受けろよなっ!」

 

ソンヨル:「わぁ~ったよ!w」

 

ミンス:「オッパッ!!」

 

ソンヨル:「あっ・・・・!!ミョンス、ごめんっ!!

      俺・・・お前の妹迎えに行くの忘れてた・・・」

 

ミョンス:「あぁ、でも無事みたいだし、もう、大丈夫だろ・・・。」

 

そう言った途端に胸騒ぎ・・・・

急に不安感に襲われ、ミンスの傍に駆け寄った。

 

ミンス:「あの・・・もしかしてソンヨルオッパ・・・」

 

ソンヨル:「ん?あ、それよりごめんっ!!迎えに行かなくて・・・

      明日は必ず朝も帰りも送るから!!まぁ、取り敢えず座りな?^^」

 

ミンス:「うん・・・ねぇ、オッパ・・・その人と付き合ってる・・・の?」

 

ミンスはソンヨルを見上げて、高揚していた。

でも、それは嬉しい高揚では決してなかった・・・・

 

ソンヨル:「おっ?w分かっちゃったっ?」

 

ミンス:「それだけくっついてれば分かるよwよっ・・・良かったね!!」

 

ミョンス:「ミンス・・・・?どしたんだよ、お前・・・。」

 

ミンス:「ううん、別に・・・?私、ただっ大丈夫ってこと伝えに来ただけだから帰るね?w」

 

ミョンス:「一人で大丈夫か?オッパが送ってこうか?」

 

ミンス:「ううん・・・いいよ。友達と一緒なんでしょ?」

 

ミョンス:「え・・・あぁ~うんまぁ、そうだけど。

      俺の彼女だよ。ナナ、知ってるかもだけど妹のミンス。」

 

ナナ:「初めまして^^ミンスちゃんよろしくね!」

 

ミンス:「オッパ・・・いつから?」

 

ナナ:「入院する少し前からなの。^^だから、ミンスちゃんも知らなかったかもね!」

 

ミンス:「・・・・・・そうなんだ。」

 

この人・・・嘘ついてる・・・。

 

 

ミンスは直感でそう思った。

 

それから直ぐにリリィに視線を移すと、ミンスは確信した。

 

ミンス:「リリィさん、こんにちは!オッパからいつもお話聞いてました!!

     二人していつもじゃれあってるってwww仲がいいんですね!!

     オッパはまだ退院したばかりで、手をかけるかもですけど、よろしくお願いします!」

 

リリィ:「こちらこそ、いつも助けてもらってたよ~^^ミンスちゃんいつでも遊びに来てね。」

 

またソンヨルの目がチクタクチクタク・・・カチコカチコチ・・・

 

ソンヨル:「えっとぉ~・・・ミンスはよく遊びに来てたの?」

 

ミンス:「ううん、オッパからちょっと聞いてただけ・・・。」

 

ソンヨル:「そっ・・・そうなんだっwははっ・・・。」

 

その時、ゴクリと唾を飲み込んだのは誰だったのか・・・

 

その時、目を覚ましたのは誰だったのか・・・

 

ミンス:「じゃぁ、私帰るねっ!まっ・・またね!ソンヨルオッパ!」

 

ミョンス:「ミンス!気をつけて帰れよぉ~!」

 

ミンスは振り向きもしなかった。

 

 

 

俺は、何も分かってなくて、何もしてやれなくて。

記憶を取り戻したフリなんかしたから・・・・

誰かが誰かをかばい続け、絡まっていく糸に誰も気づくことができなかった。

      

 

黒炎が見えた。

・・・気がした。

 

その向こう側で、誰かが何かを叫んでる。

 

俺はそっちには行きたくないのに、このままでいたくて

首を横に振った。

 

 

誰だろう・・・?

どっか懐かしいけど、分からない。

それなのに、向こう側には行きたくなくて・・・・

 

泣いてるの?

 

なんでそんなに俺を呼ぶんだろう?

 

その黒炎はゆらゆらと揺れ、どこまでも上に上っては消えていく。

どこにも火は見えないのに、ただ、黒炎だけがどんどん下から生まれてくるんだ。

 

 

俺の記憶の部分がそんな夢を見せるのかな・・・・

 

 

 

 

その夢の中でもナナがいて、俺の背後から手を引っぱって

行かないようにしてくれてる。

 

だから、俺はここに留まっているんだろうな・・・

 

 

夢の中でもナナが助けてくれてて・・・

本当にナナがいてくれてよかった。

 

 

でも・・・・あの子・・・

リリィのことがなんだか気になってちらちら見てたら、目を動かしすぎたのかな・・・?

だんだん頭が痛くなってきて、ナナといても上の空だった。

 

 

 

 

 

 

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