K-POP恋愛小説(INFINITE/防弾少年団/etc... -20ページ目

K-POP恋愛小説(INFINITE/防弾少年団/etc...

amblo.jp/vanilla7creamより
引っ越しました。

今までINFINITE ONLYでしたが
これからは他のグループにも
挑戦致します★
暖かく見てくださると嬉しいです^^

Fantasy/恋愛/日常
短編集・・・など。

 

 

それは突然流れた・・・

RADIOがどこからともなく急に流れ出して、分からない言語で話している。

なんだこれ?

それは英語の講習でもなく、ただひたすら何かを話しているような・・・

そんな風に部屋をいっぱいにしていった。

 

それから俺はキッチンでけたたましく吠えた。

 

誰もいない森で一人、遠吠えするように。

 

汚れたシンクと嫌な臭いでおかしくなりそうだ。

それでも自分の意思に反して胸の中にある

目には見えない異物を取り出すかのように、吠え続けてしまう。

 

風邪を引いたんじゃない・・・

悪いものを食べたわけでもない。

なら、どうしてか?

 

ドロリとその塊は俺の中からとうとう飛び出したようだった。

苦しくて息が上がるのは、吠え続けたせいか・・・・?

 

勝手に目から頬の脇へと流れていくアルコールがヤケに

いわれのない悲しさみたいなのを呼び起こした。

 

弾けるようなピアノの音。

一音一音強く、弾けるようにスタッカートを続けている。

 

それはまるでラジオの向こう側から流れてくる伴奏みたいだけど、まるで合わない。

それでも異色の演奏会は部屋に響き渡り、俺は俺で、吠え続けてその曲に

いつの間にか参加していたようだ。

 

 

『バカらしい』

 

ふと、自分の真ん中に雲がプッカリと浮かんだように現れる。

もう嫌だと急に思って、吠えるのを無理にやめ、シンクを綺麗に片付け始めると、

途端にその音達はどこかに消え去っていた。

 

残っていたのは、ムカムカする気持ちの悪さだけ。

確かに吐き出した異物は見当たらない。

苦しさや痛みからくる幻覚なのだろうか・・・・

片頭痛はこの時から持病になってしまったようだし。

 

はぁ・・・それにしてもどれくらい振りにこの部屋に帰ったんだろう・・・・

自分の部屋を見渡そうと戻ると、どこか他人の部屋のようで緊張すらした。

 

 

その後に・・・・・

俺は大学へ向かって、ナナと再会した・・・・。

 

 

 

======================================================================

 

 

ナナに背を向けて、俺は階段ではなく、足を上げた直前にわざわざ

方向転換をして、スロープの方へと登っていった。

 

職員室はどこか・・・?

 

上がるまでの間に思い出そうとしてみるけど、分からない。

仕方ない・・・・廊下のどこかに校内地図でもあるだろう?

 

胸を2回さすり色んな気持ちを落ち着ける。

そしたら、目の前に見たことある顔が急に現れて立っていた。

 

ソンヨル:「よぉ、ミョンスやっ!もう大丈夫なんか?」

 

ミョンス:「ぉ!・・・ソンヨル!久しぶり、うん、なんとかねw」

 

ソンヨル:「そっか・・・職員室行くんだろ?来いよ。」

 

ミョンス:「うん、そう。」

 

ソンヨルの隣に小走りで並んで、ついていくことにした。

 

”助かった”

 

ソンヨル:「なぁ、俺お前のバイト結構頑張ってるけど俺もこのまま

      お前が戻っても続けようかな?」

 

ミョンス:「いいんじゃない?そうしろよ。」

 

ソンヨル:「んふっw じゃぁそうするw」

 

ミョンス:「?」

 

ソンヨル:「いやさ・・・ここだけの話なんだけど、リリィ・・・いんじゃん?」

 

ミョンス:「あ・・・リリィ・・・?リリィってえーっと・・・」

 

ソンヨル:「お前のバイト先の子だよ。お前の仕事を教える係やってたんだ。

      今は俺に教えてくれてるけど、俺は優秀すぎて教えることほとんどないってよw」

 

ミョンス:「そうなんだ?良かったな。」

 

ソンヨルはやけにニコニコしてそう話している。

 

ソンヨル:「なんだよぉ~お前それしかないの?もっと、俺に興味をもてっ!」

 

ミョンス:「はっ?なんでだよwなんかバイトであったの?」

 

ソンヨル:「なんかあったもないもないよ。たださ・・・あのリリィって子の事

      気に入っちゃってwでも、もしかしてお前もそうだったらって思ったんだけど、

      覚えてないよな?w」

 

ミョンス:「あぁなんだ・・・そんなこと?」

 

ソンヨル:「・・・・さっきも言ったけど、俺にもっと興味をもてっつーの!!」

 

ミョンス:「いひゃぃ・・・・。」

 

そう言ってソンヨルはミョンスの後ろに回って両手で頬を横に引っ張った。

 

ソンヨル:「うん?痛い?お前に一瞬忘れられて俺の心も痛くなったんだ!

      これぐらい我慢しろっ!www」

 

ミョンス:「あぁ・・・だよな。ごめん・・・。」

 

ソンヨル:「あ゛っ?何、マジになってんの?冗談だろっw」

 

ミョンス:「そっか・・・?」

 

ソンヨル:「そっかじゃねぇ。それより、今日バイトだけど、お前は?

      大学も復学するんなら今日にでも挨拶とか行っとく?」

 

ミョンス:「あぁ~そうだな・・・そうしよっかな。体調が良ければそうするよ。」

 

ソンヨル:「じゃぁ、帰りにな?ほらっ、ここだよ。

      講義終わったら玄関で待ってるから。」

 

ミョンス:「うん。ありがとう。」

 

今度はソンヨルの背中を見送った。

俺は今まで、何人の背中を見送っただろうか・・・・

きっとこんな性格だから、いつまでも眺めてそうだ。

 

頬を膨らませてまたそれが元の頬に戻し、口の中にため息を吐き出すと、

職員室のドアを開けて、復学の手続きを取りたいと声をかけた。

 

手続きを済ませて出てくると、廊下の壁に寄りかかるあの人がいた。

なんだっけ・・・・

 

ソンジョン:「やっ!ミョンス。」

 

ミョンス:「えっと・・・ソンジョン?」

 

ソンジョン:「えー?呼び捨てぇ~?まぁいっかw」

 

ミョンス:「なんで・・・こんなところに。」

 

ソンジョン:「それよりなんで連絡くれないのぉ~?僕待ってたのに。」

 

ソンジョンは病院に現れて助けてくれた女の子のお兄さんだ。

帰り際にLINEを教えてくれたんだっけ・・・

 

ミョンス:「えっ・・俺からですか?あっ・・・でも、すいません。もういないかと思ったんで・・・。」

 

ソンジョン:「いるよ!暫くここにいることにしたの。妹のことも心配だしね。」

 

ミョンス:「そうなんですか・・・優しいんですね。」

 

ソンジョン:「っていうか敬語じゃなくていいよ。さっきはそうだったんじゃないw」

 

ミョンス:「分かった・・・ですけど、慣れてなくて・・・。」

 

ソンジョン:「あはっwでも、僕に慣れてねっ!!」

 

バンッバンッ!!

 

そう言って背中を物凄い強さで叩かれた。

 

ミョンス:「ゴホッ!!」

 

ソンジョン:「あれっ?大丈夫??そんなに強かった??」

 

強かったなんてもんじゃない・・・

体内の全てのものが出るかと思うぐらいだし。

なんか俺・・・実は恨まれてるのか?

 

ミョンス:「いや、大丈夫。」

 

ソンジョン:「ところでどこ行くの?」

 

ミョンス:「あ・・・これから友達と今まで通ってたバイトに行くんです。」

 

ソンジョン:「へぇ~そうなんだっ?じゃっ、僕はもう行くね?」

 

ミョンス:「あぁ・・・ども。じゃぁ・・・。」

 

ソンジョン:「バイバ~イ^^」

 

そう言って手を振るソンジョンに俺は軽く手を挙げた。

 

(はぁ・・・なんだったんだ。なんでわざわざおれの大学に?

っていうか、なんで知ってるんだろ?)

 

気味が悪い・・・・

 

正直そう思った。

 

でも、そんなの深く考えてる暇なんかなくて、これから記憶がないのを

いかに誤魔化すか・・・どうすれば記憶が戻るか色々と試さなきゃいけない。

記憶が戻った時、初めて俺は心から笑えるようになると信じてるから・・・・

 

でも、ナナがいるからマシだよな。

 

あいつには本当に感謝しなきゃ・・・・

 

そう思いながらソンヨルを待った。

何も考えずに大学の玄関まで続く広くて長い階段よりも端っこにある

みんなが日向ぼっこをするようなデザイン的な造りの広場に足を向けた。

 

天井は渡り廊下みたいに人が通れる場所で、その下はいくつかの階段。

でも、その階段は奥行が4~50センチ程あるだろうか・・・

座ったりしてみんなが使う待ち合わせ場所みたいになっている。

 

上は歩ける通路になっていて、その下はトンネル状になっているせいか、

風の通り道にもなっていて、今日も清々しい風が吹く。

 

俺はその1番上まで上り、壁に背中を打ち付けるよう座った。

 

ソンヨルを待っているわけだけど・・・目の前に現れたのは『ナナ』だった。

 

ミョンス:「あれっ?ナナ・・・どうしたの?帰ったかと思ってたw」

 

ナナ:「うん・・・ミョンスが私を待ってると思ってw」

 

ミョンス:「・・・・うん、待ってたよ^^」

 

ナナ:「もぉ~ミョンスってばっ!うまいんだからぁ~みんなにそうなのぉ~?」

 

ミョンス:「そんなことないよ。ナナだから・・・だよっ。」

 

ナナ:「・・・ばかっ」

 

ミョンス:「えぇっ~?・・・・w」

 

照れて笑うナナが可愛くて、思わず抱きしめたくなった。

 

ナナ:「ミョンス・・・これから予定ある?」

 

ミョンス:「えっ・・・あぁ~うんwソンヨルと待ち合わせてるんだ。

      これから俺がお世話になってたバイトに顔だそうと思って。」

 

ナナ:「そっかw・・・ねぇ、そこに私も一緒に行ってもいいかなっ?」

 

ミョンス:「つまんないかもしれないけど・・・ナナがいいならいいよっ!^^」

 

ナナ:「やった!」

 

そう言って、二人肩を並べてたわいのない話をしながらソンヨルを待った。

 

すると、広くて大きなメイン階段から降りてきたソンヨルが、ミョンスの姿を見つけた。

それと同時に目に映った光景にふと足を止めるソンヨル。

 

(あれ・・・?あそこにいるの誰だ・・・?随分仲良さそうに話してるけど。)

 

(うーん・・・どっか・・・・で・・・見たことある気がすんだよなぁ~・・・

どぉ~こだっけなぁ~・・・?)

 

(ぅわっ!ミョンス・・・その子と付き合ってるのか?)

 

ソンヨルはミョンスがその子の髪に触れているのを見て、そう思った。

 

(う~ん・・・今行ったらお邪魔っぽいなwLINEして、先に行っとくか・・・)

 

お尻のポケットから携帯を取り出すと、ソンヨルはミョンスに

バイトに先に行くことと、少しの冷やかしを交えた文章をLINEでミョンスに送った。

 

~♪*゚

 

ミョンス:「んっ?ソンヨルだ・・・」

 

ナナ:「・・・・友達?」

 

ミョンス:「うん・・・一緒に行く約束してたソンヨル・・・なんだけど、俺たちのこと

      見かけたみたいで先に行くってw」

 

ナナ:「あっwそうなんだ?気を使わせちゃったかなぁ?」

 

ミョンス:「そうかもねwでも、大丈夫だよ。俺でもそうするしw」

 

ナナ:「うんw」

 

ミョンス:「じゃぁ、俺たちも行こっか。」

 

そう言ってミョンスは先に立ち上がって、ナナへと手を差し伸べた。

こんな事に毎回頬を染める彼女が可愛くて、俺は和んだし不安な気持ちも

なんとか薄らいだ。

 

 

 

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ソンヨル:「おはようございまぁーす!」

 

リリィ:「あ、ソンヨル!!おはよう~」

 

ソンヨル:「リリィ、今日はミョンス来るぞ!」

 

リリィ:「えっ!!ほんとっ!?」

 

ソンヨル:「ほんとほんとっw」

 

リリィ:「もう・・・体大丈夫なのかな・・・。」

 

ソンヨル:「うん、大丈夫そうだったよwんふふっw」

 

リリィ:「何・・・その意味深な笑いは・・・。」

 

ソンヨル:「いやっ?別にっ?それより、聞いてよぉ~ミョンスさぁ~・・・」

 

そう言いかけた時に、時間差でミョンスが到着して店のドアから入ってきた。

 

ソンヨル:「あれっ!?ミョンス、早ぇ~なぁ。」

 

ミョンス:「おっ!ソンヨル、お前勝手に先に行くなよぉ~変に気を使うなっての。」

 

すると、ミョンスの背後からナナが顔を出し、ペコッとお辞儀をした。

 

ナナ:「こっ・・・こんにちは・・・。」

 

リリィは微動だにせずそこに固まっていた。

それをソンヨルは見逃さなかった・・・・

 

ミョンス:「あ、俺まず店長に挨拶してくるから待ってて。」

 

ソンヨル:「おぉ・・・いってら。」

 

ナナもその後を追って、ソンヨルとリリィのそばを通り過ぎる時に、

またぺこっと頭を下げて、通り過ぎた。

 

(何これ。どうなってるの?・・・・・ミョンス・・・・)

 

ソンヨル:「リリィ・・・どうやらあいつの彼女みたい・・・w

      あいつも気に置けないよなぁ~いつ作ったんだかw」

 

リリィ:「そ・・・だね・・・。」

 

ソンヨル:「・・・・ねぇ、俺たちも負けずに付き合っちゃう?wあっはははっw

      なんちゃってぇ~www」

 

リリィ:「いいよ。」

 

ソンヨル:「えっ・・・今、なんて・・・?」

 

リリィ:「いいよ。ソンヨラ、私達付き合おう。」

 

ソンヨル:「ほんとにっ!?w」

 

リリィ:「こんなことで私、ウソなんてつかないよ。」

 

ソンヨル:「おっ・・・おぅ・・・じゃぁ、よろしくっw」

 

リリィ:「うん・・・。」

 

 

 

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俺・・・知ってたんだ。

リリィ・・・お前がミョンスを見てるって。

 

お前・・・ほんとはミョンスのことが好きなんだろ?

 

俺がバイトに入ったのは、俺がお前に恋したから・・・・

だけど、バイトに入ってから、分かったんだよ。

 

確信はなかったけど・・・・

お前は俺じゃない、他の誰かを・・・

ミョンスの事を見てたんだな・・・・って。

 

でも・・・でもさ・・・俺はズルイから見て見ぬフリをしてたんだ。

 

 

 

 

 

 

 

                    
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