ご訪問ありがとうございます。
このご縁に、心より感謝いたします。
少し前のことになりますが
まるで神隠しにあってしまったかのように、
一生懸命あたためていた卵から生まれた
アヒルの赤ちゃんを失ってしまったニワトリがいました。
それでもニワトリは、
しばらくの間、残された卵を抱き続けていました。
おそらく、ひなを失ったことさえ
まだ理解できていなかったのだと思います。
もう孵ることはないと思われる卵を、
ニワトリが巣を離れている間に、
静かに処分させてもらいました。![]()
それでも卵のなくなった場所で、
しばらくは抱卵をし続けていたニワトリ。
けれど、ようやく
本当にようやく、あきらめたようでした。
そして、彼女が取った行動は、![]()
アヒルの赤ちゃんたちを入れてあるケージのそばへ行くこと。
そこから離れず、
ご飯を食べるときには
母鳥が子どもに餌のありかを教える
あの独特の鳴き声を出して、
ケージの中のアヒルの子たちに知らせるのです。
昼間は、アヒルのお母さんを
狭いケージから外に出しているのですが、
ニワトリはケージのそばで見守り続け、
アヒルのお母さんが近づこうとすると威嚇し、
決して近づけさせません。
私がひよこに触れようとしただけでも、
全力で飛びかかってくるようになりました。
そして夜には
ケージの上で眠るようになり、
まるで「ここは私が守る」と言っているかのようです。
できることなら、
あの姿を消してしまったあのアヒルの赤ちゃんを
このニワトリに育てさせてあげたかった![]()
そんな思いが、胸に残っています。
しばらくすれば、
きっと落ち着いていくのでしょう。
それでも今は、
ただただ、せつない日々です。
最後までお読みいただきありがとうございます。