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Vanilla Flavored Notes

思ったことをつらつらと・・

指田フミヤ 
ミニアルバム「一時は果実」
リリース記念全国ツアー2019
その最終公演となる「Performance 2020」

大盛況で無事終了しました。

ツアースタートから4カ月、季節が移り年も変わりましたが、ツアーのコンセプトは最後まで揺らいでいなかったと思います。

さっしーによると今回のツアーの目的は

5年ぶりにリリースした新曲を待ってくれていた人の元に届ける事と

自分の音楽で皆に元気になってもらう事。

当初はアルバムツアーということでもっと重たいセットリストを考えていたようです。

ですが、台風による災害を経験したことで、困っている人々を音楽の力で元気付けたいと思ったそう。

ここ最近のアメリカとイランの危機、コロナウイルスによる感染症など

不安要素が沢山ある時だからこそ明るいセットリストを!

私は、そのコンセプトが最も色濃く現れていたのがこの最終公演だったと思うのです。

特にアンコール最後の2曲

満員の観客が総立ちになって応えたヒーローとmusicは素晴らしかった。

全国ツアー千秋楽を飾るのに相応しい大団円となりました。

私もさっしーの唄に背中を押されまくり、沢山の勇気と希望を貰ったような気がしています。

(良いライブだったなあ。。)

去年のツアー弾き語り編のレポもまだ書けてはいませんが

昨夜の記憶が鮮明なうちに備忘録的なものを残しておこうと思います。



2020.2.16

横浜モーションブルーでの公演が機材トラブルの為仕切り直しとなり、新たに決まった銀座crazy pintxosでのツアーファイナル。

さっしーが銀座でライブ⁈

オトナ女子はもうそれだけでテンションが大幅にアップ

いつもよりちょっとだけお洒落をしていそいそと銀座に向かった。

物販は最初から諦めていたから入場時刻ちょうどに到着。

すると既に会場の外には入場待ちの列が出来ていて

並木通りからマロニエ通りにかけて、ビルの外壁に沿って沢山の人が一列に並んでいる。

正面にはミキモト銀座二丁目店、なんならシャネルだって目と鼻の先

そんな煌びやかな街の一画で行列を作っているのはちょっと人目を引く光景らしく

あら、すごいわね、何の行列かしら?

行き交う人々の会話も聞こえて来る。

地下に下りる階段の前には「本日はプライベートパーティーの為貸切営業となります」と書かれた紙があって

通常のライブ会場によくある「本日の出演者 指田フミヤ」みたいな案内は一切なかったから

私達は皆、銀座で行なわれる謎のプライベートパーティーの参加者だと思われたことだろう。笑

会場内部はエントランスからしてとても豪華で、バーカウンターもキラキラしていてなんだかバブルの匂いがした。


さすがは銀座、である。(*^_^*)



入口付近のカウンターで「記念品」を受け取り、ドリンクとフードを選び支払いを済ませると引換券を渡された。

どうやらこのプライベートパーティーは食券&セルフサービスが基本のようだ。

ちょっと街の食堂っぽい。(´・_・`)

会場内部には最後部までぎっしりとテーブルと椅子が並んでいて、これぞソールドアウト公演って感じがしてテンションが上がる。

テーブルの上にはさっしー仕様のオリジナルキットカットが整然と並べられゲストをお出迎え。

お・も・て・な・し

なんだか今日は至れり尽くせり、だ。

前方は既に埋まっていたので真ん中あたりの座席を選び開演を待つ。

アーティストカクテル「Butterflies」のお花が色鮮やかだったから写真に収めようとするも


なんか下手くそで我ながらガッカリ。。

美しいカクテルを飲みつつ、なすとリコッタチーズの生パスタなどというイタリアンレストランばりの一皿をいただいていると

やがて開演時刻となった。


流れていたBGMが一瞬大きくなると照明がゆっくりと落とされ

ふんわり柔らかなSEによってフロア全体が包み込まれた。

(こう来るのか・・!)

予想に反して?小粋でおしゃれなオープニングが嬉しくて

今夜はザギンナイトだ〜!なんて思わず心の中でガッツポーズ。

お約束通り精一杯の拍手とヒューヒューで演者の皆さんをお迎えする。

Prelude

ザギンナイトの前奏曲はハッピーエンドとButterfliesのマッシュアップみたいな感じだった。

君が笑う理由はいつも僕で
僕が泣く理由はいつも君さ
そんな単純な事でいいなら
全部あげるよ

私はこのフレーズが好きだ。

「幸せにしてあげるだなんてそんなんじゃ足りない」っていうなら
「君を不幸にしてあげるのは世界で僕だけなんだ」って返すよ

この部分と共にハッピーエンドの歌詞の中でとても秀逸な部分だと思っている。

繊細なだめんずの持つ危ない色気が実に魅力的に描かれていて、さっしーにすごく良く似合っている。

おっといけない
話が逸れてしまった。。

本編1曲目はハンドマイクで

Butterflies

サウンドがお洒落だったこともありついつい雰囲気重視で座ったまま聴いてしまったけれど

2曲目の
哀シテホシイ

この曲のイントロが流れ始めると後ろの方から次々にお客さんが立ち上がり、いつものライブ会場みたいになった。

前方の席に座っていた指し友さん達に後から話を聞くと、ステージに向かって左前方は座席の間隔が狭過ぎて立ち上がりたくても立ち上がれなかったそうです。

MC

内容はだいたいこんな感じだったかな。

ようやくファイナルが迎えられた
キットカットの裏にサインがあれば当たり
オリジナルカクテルを楽しんで
etc.  etc.

「次は懐かしい曲を」

そんな前置きと共にエレピに向かったさっしー

(何をやるんだろう・・?)

ガサゴソと譜面を準備する姿に注目が集まる。

Colorful

(おお、これかー!)

この選曲は本当に意外だった。

多分おそらくさっしーの曲の中で最も影が薄い(失礼!)楽曲なんじゃないかな。

ライブでもずっとやっていなかったから、私が最後に聴いたのはもう7年も前のこと。

当時、厚みも幅も今の半分⁉︎くらいだった26歳のさっしーが初々しい様子でこの正統派青春ソングを唄っていたのが懐かしく思い出されて感無量。

長くやっていない楽曲をライブで演奏するのはすごく手間の掛かる事だと思う。

でもそれを敢えてやってくれた事に感謝したい。

こんなサプライズは大歓迎

くろちゃんのコーラスも完璧だったしね。

「一時は果実」とは対極にあるような世界観のこのColorful、瑞々しくて良い曲だなあと改めて思った次第、です。

そしてさっしーは更にたたみかけて来た。

パラレル=

このAOR波状攻撃は往年?のファンにはたまらない。

弾き語りツアーでもやっていたパラレル=はどちらかというとちょっと大人っぽくアレンジされたものだったから

こんなふうにバンド編成でやるオリジナルに忠実な懐かしいバージョンは凄く嬉しい。

久しぶりに聴くさっしーのAOR

もうこの時点で私はすっかり舞い上がってしまい

さっしー、やるじゃん!× 10 

心の中で連呼していた。

下手くそなりにインスタ映えを狙ってみた・・笑


後編に続く