飼養スペースのこと | triiiiiico!

飼養スペースのこと

【食】と、内容の浅い【医】が住んだので【住】を。


当初はとりあえずの緊急時でもあったため
手持ちのドッグキャリーに
ペットシーツと
タオルを丸めて身体の支えに



まだ動けないのでこまめな世話が必要なため
キャリーでは勝手が悪く
上から世話がしやすいよう
段ボールに結束バンドで開閉できるよう
サイズの合うバーベキュー網のフタをつけた。




いつまでも段ボールでいる訳にはいかないので

ひとまず先人に倣ってアドバイス通り
ラビットケージで天井も開くものを購入



置き場所は玄関エントランスの
光彩窓の前

ケージが重くなると
掃除での移動が大変なため
ホームセンターで木製平台車を買って乗せる。

隔離の為でもあったが
エントランスには空調がないため
次第に世話する方もされる方も辛くなり
ひと月経ってリビングへ拠点を移す。

この頃には動きもいたずらも増え
ヒトの居住スペースに移るため
リビングの一角へ専用スペースを区切る。


区切るのに使ったパネルは
床に滑り止めと汚れ防止にと
切売りラバーマットを敷き
ケージは平台車に乗せ
スペース内への出入り回数を抑えるために
ゴミ箱や世話に使うものはすぐ手の届くところに配置。

汚れガードと脚の引掛け防止に
ケージ内側をプラ段で囲い
壁にはプラ段より厚くて硬いブラインドカーボを立て掛け。

ケージは外で洗う。
とにかく汚れものが多いし大きい為
水道や広い洗い場が近くに確保できる方が良い。


リビングに移ってほどなく
ジャンプでケージに頭をぶつけることが増えた為
高さのあるケージを新調する計画と共に
夜間のヒトの生活音が気になる素振りを見せ始めた為
リビングから使用頻度の少ないダイニングの一角へ移動。


床材もペットシーツも引っ張って破り
すき間から押し出すようになったことも踏まえ

購入したのは
底網(金属ではない)と底トレー付きの
3段キャットケージ。

ケージ部分は1段~3段まで自由にできる。
キャスターはついているが小さいので動かしづらい。
平台車のキャスターは大きく素材も動かしやすいものな事と
ケージを床置きすると低く掃除がしづらいため
ケージを乗せる木製平台車も合わせて、面積の大きい90x60cmに変更。


猫はトイレを設置するので
底トレーや引き出しのついたケージは多くない。
シーツをグシャグシャにするので
底網トレーは我が家は必須。
うさぎ用の尿酸が落ちるクリーナーを使っても
白くこびりついて落ちなくなるため
ケージの底は断然白い方が良い。
ブラウンにしたのは白が欠品だったため。



抜け羽根も糞もよだれも食べ物も水も血液も
とにかく何でもかなりの距離でとび散るので
(実際ブラインドカーボの届いていない所にも飛んでいる)
ワゴン等置く前にブラインドカーボで壁のガードを。

カラスは猛禽類と同様に腸が短く
盲腸も非常に小さく発達しておらず
即直腸に直結しているため
胃内容物はすぐ直腸に降りてしまう。

他の鳥類には見られない
渦を巻き体腔を軽くする小腸と
極端に短い直腸は
本来は飛翔のためであるが
おかげで恐ろしい頻度で排泄する。



ここに落ち着いてしばらく
ジャンプ力もそれなりについたので
ペットフェンスの50x50cmを追加購入し
高さを出す。
床の切売りクッションフロアも
サークルスペースよりやや大きめのサイズに新調。

落ち着かなくなるので
天井は昼もオヤスミカバーを乗せたままにしてある。


空気清浄機、スティッククリーナー、ゴミ箱や処置グッズ等
使用頻度の高いものはサークル内に設置。

コンセントやタップはいたずらされるので
サークル外に出す。


底網からトレーまでの深さはあるが嘴は届くので
またペットシーツを引っ張りだすことが増えたため
トレーの上にラビットケージのすのこを
サイズを合わせてカットして敷き
網を二重にすることで
ペットシーツの引っ張りだしは防げている。



ケージ横のサッシを開ければ
日光浴と水遊びは可能だが
排水口がない為ここではケージは洗えない。


ケージの裏側に当たるところが洗面所と浴室の間取りなので
浴室での水浴びや洗い物の際の移動も楽だが
ケージを洗うにはここから外まで
平台車でゴロゴロと運ばなければならない。

2階の一室を丸々与えたいところだが
ベランダの水場の位置で決めかねている。
2階の別室に住まわせることは今は難しい。
ケージを使わずひと部屋フリーにするなら可能だが
掃除の面で不衛生になる予感しかしない。


リビングやダイニングの一角にケージを置いたが
1階は仕切る壁やドアがなく
キッチンとワンフロアまるまる続きなので
スペースから出ないとはいえ
インコ達を2階からは降ろせなくなったので
実質は1階がほぼカラスルームとも言える。


一部屋をフリーに使わせている方
室内に自作ケージの方
屋外小屋の方もいるし
ラビットケージで事足りている方
大型のチンチラケージや
大型のオウムケージを使っている方もいれば
ベビーサークルやベッドを使っている方もいるし
それぞれに合ったケージも個々の状態や回復度合によるため
カラスにはこれがベストというものはないだろうし
身体状況や回復度合によっても徐々に変わっていくので
ケージも身体サポートグッズも
初めからあれこれ揃えすぎない方が良いだろう。


とまり木には止まれないため
爪の引っ掛かりがないタイプのタオルを
中段トレーに敷いておくと
自分で良いように敷いて移動したりそこで過ごしている。


活発ではあるが飛ぶことは出来ないうえに
放鳥中はずっと膝の上にいることや
サークルから出ることが恐怖であるらしいので
スペース的には現状で充分とは言える。
すっかり自分の縄張りと住まいと認識しているので
ケージの向きを変えたりしたことはあったが
今のところ大きな変更予定はない。