インコ・オウム大事典
今朝届いたインコ・オウム大事典
新刊事典ではなく雑誌BIRDERの特集です。
【インコやオウムはペット動物としてのイメージが強く、野鳥ファンの中には「別の世界の鳥」と考える人もいるのではないだろうか?】
逆もそうではないかなーと思います。
もちろん両方好きな人もいるでしょうが
一口に「鳥好き」といっても
野鳥派と飼鳥派と分かれるのではないでしょうか。
飼鳥派の中でもまた
手乗り派と繁殖・観賞派
インコ・オウム派とフィンチ派と家禽派、水禽派、猛禽派と様々ですよね。
飼主はインコ・フィンチ派です(◉Θ◉)
特に手乗り派という訳でもないけど
室内飼育するには完全な荒だとストレスになる部分もあるので
ストレスにならない程度には人馴れしてほしいと思って接してます。
さて
内容の方も盛り沢山
・インコやオウムはどんな鳥?
・インコやオウムの分布
・インコやオウムのサイズと寿命
・オウムとインコの違い
・新設のハヤブサ目はインコ目と近い
・千年以上におよふインコ・オウムの輸入
・「おうむ返し」の語源
・インコ、オウムの知能
道具を使うインコのところにクロインコが出てこなかったですね(´・ω・`)
この辺の紹介文や写真はBIRDER的ですね
野鳥関係者だけど
自身の飼鳥としては野性味ある種ではなく
手乗りとしてかなりポピュラーな種を飼われているのが面白いですね。
生息国ではなく
生息地やその写真が掲載されています。
この辺もBIRDER的。
そんなに珍しいとか貴重というか
危機的イメージがなかったのですが
アカハラワカバインコがこんなに激減しているとは知りませんでした。
知能と社会性は比例するのかな?
聞き逃した西原氏の講演
いつか聞きたいです。
アフリカ現地のことに詳しい西原氏の記事ではいつも
ヨウムの人工繁殖は困難的に書かれているのですが
国内繁殖もまぁまぁ確立されてきて国産の子も多いですし
台湾やフィリピンやシンガポール産もいますし
人工繁殖は確率されていると思っている鳥飼いとの
この意識の差は…といつも思うのですが
それがここから来ているのかなという衝撃の一文が。
日本に輸入されているヨウムの大半が
CITES指定繁殖場であるフィリピンのBII産でしょう。
フィリピンにある繁殖場はBIIだけではないでしょうが。
※調べたところBIIは2007年に8種の指定繁殖許可を取ってますが、取り消しがなければ8種のままと思います。ヨウムに関しては取得はまだかと思います。
8/5追記
※定点から撮影している点や角度から公式に撮影されたものと思いますが、講演がアップされていたので観ました。
25分辺りから日本への輸出に触れられており、明確にBIIを名指ししている訳ではありませんが、日本への輸出が一旦フィリピンや他外国を経由している点が疑問視されています。
「野生個体由来」というのが
親が野生個体という意味なのか
人工繁殖個体とされている雛そのものを指すのかは明記されていないのでわかりません。
捕獲個体雛や卵も指定繁殖場に放り込んでしまえばそういう事になるのか
はたまた指定繁殖場が直接そういうことをしているのか
そのへんは全く調べようが無いですし
野生個体も当然守らなければならないですが
飼主としては
いま手元にいる子たちの記載されている血統や出生を信じて守るしかありません。
カラーで見ることができます。
図の鳥達がみんなほっそりしてるのは
人馴れしてリラックスしてる子じゃないないからなのかなーと思ってしまいます(^_^;)
コンパニオンバード系の本では
なかなか掘り下げれていない内容なので
ふだんBIRDERなんて読まないって方も是非
ちなみに次号は
ついでに
これは…コボウシと思って見過ごしちゃいますね〜