鉄コレ キハ54-500 流氷物語をN化する。 | キハでGo!

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こんばんは、正月休み後の2日労働を経て、6~8日の三連休を堪能しましたが、いよいよ正月タイムも終わり、本格的に2018年が始まります。皆さまの中には11連休をされた方もいるかも知れませんが、多分、今頃は「会社行きたくない病」の真っ最中でしょうw
しかし来週からは鉄道より少し好きな大相撲初場所が始まります。年末には色々とゴタゴタしましたが、心機一転でよい取り組みを楽しませて欲しいと思います。

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さて以前・・大分と以前ですが、鉄コレキハ54の500番台「流氷物語」を購入し、そのうちN化しようと思っていましたが、以前の四国キハ54のN化が思いのほか面倒だったので、そのまま放置されていました。しかし、年末にプラレール「或る列車」を買った際、1万円で1000ポイントの特典を享受するため・・鉄コレ動力を買いました。さすがにこれ以上、放置というわけにも行かず・・・w

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まずはN化した四国キハ54(T)を確認します。すると四国キハはジャンパ栓と細く開口の大きいアニマルガードのみですが、北海道キハ54はジャンパ栓と開口の小さなスカートにスノウプラウまで・・・この時点でTNカプラーを入れるのが非常に面倒くさくなりましたが、せっかく重い腰が上がったので、ひとまずはTNカプラーの加工からはじめました。

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まずは動力スペーサーですが、TM16に付属のMを使用しますが、このままですと先端がライトレンズやスカート部品に干渉してボディがはまらないので、写真①の左の様に淵と先端を切除します。そしてTNカプラーも同様で写真②の左の様に主に先端を中心に切除します。

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加工後は動力にスペーサーを装着し、そのスペーサーにTNカプラーを装着します。そして試しにスカートを外したボディを搭載し、カプラーの位置を確認します。写真①の左は四国キハ54(M)で幌がやや邪魔ですが、右の北海道キハも同じ位置にカプラーが出ているので、OKです。また試しに北海道キハ40と連結すると、幌が両方にあっても十分なクリアランスでした。さて・・次が面倒・・・

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まずは写真①をご覧ください。左上が四国キハの未施工と右上が北海道の未施工です。
そして左下が、四国キハの施工済みですが、間にあったダミーカプラーは切除し、周辺の余計な部分を削ってライトレンズとTNカプラーに干渉しないようになっています。写真②は北海道キハのビフォア・アフターですw同じように真ん中のダミーカプラーを中心に削っています。かなり小さいパーツでさらに曲がりやすいので、かなり慎重に施工しました。ちなみに前述のTNカプラーも四国キハより肉薄にしないと小さいスカートに干渉します。

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比較用に未施工の流氷(青)と施工済みの流氷(白)をパチリ、スカート加工は自画自賛ですがウマくいきました。そして後は床下にエンジンや機器を装着し、M車は完成です。

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勢いがついたのでもう一両もN化します。ただ白と連結するので、T車にし、また面倒なので幌のある片方のみTN化しますw
まずはTNカプラー1個、KATO金属車輪4個とつり用の板鉛を用意し、分解します!そして車輪は鉄コレプラ車輪と交換し、板鉛は切ってシートと床下台車の間に両面テープで可能な限り貼ります。
そしてMと同じようにTNカプラーとスカートを加工します。

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これで完成です!テスト走行でもT車はしっかりおもりも入っているので、脱線無し!そしてネットで見つけた凸凹編成を再現!北海道キハ54のノーマル、キハ40、キハ54流氷(白)を連結し、走らせます。写真の通り、なぜあえてキハ40をセンターに?と思いますが、なかなかの見栄えです。

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それと気分も良くなったので、ついでに四国キハ40とキハ54を走行させました。四国キハ54は「おさんぽなんよ」をM車にし、四国色はT車のみです。今後、購入額合わせが生じたら鉄コレ動力を購入し、あまった四国色キハ54もM車化しようと思います。
今回は北海道キハ54の2両をMとT車化しましたが、概ね2時間半の作業時間でした。大半は以前を思い出しながらの作業なので、実質は1時間もあれば可能と思われます。スカートを削るのが面倒で、箱の説明では「連結時はスカートを外して・・」とありますがキハ58の400番代じゃないんだから、さすがにスカート無しはね・・と思うとやはり細かい作業ですが、頑張ろうという気になりましたw
でわでわ

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おまけに同じキハ54ですが四国の0番代と北海道の500番台を簡単に比較。
側面は北海道は酷寒地仕様で窓は2重であり、さらに小型窓です。それに対して四国は暖地使用なので窓は大きくなっています。模型では分かりませんが、北海道は横スライドドアで入ると客室までにデッキ化されていますが、四国仕様は2枚折り戸でデッキ構造はありません。また四国キハにはトイレがありません。なのでキハ32やキハ40、47と連結しないと「トイレ我慢大会編成」になってしまいます(笑)そして天井は北海道は角型ベンチレーターと水タンクですが、四国は丸形ベンチレーターにエアコン機器が乗っています。
後は床下ですが、エンジンは同じですが、台車は四国はDT22ですが北海道はDT54
となっています。
まとめるとステンレス車体で、両運転台のエンジンはDMF13HSが2基ということが共通ですが、それ以外は全く同じところが無い兄弟車になっています。所変われば場所にあわせた仕様が必要ですが、日本は縦長なので、このように酷寒と暖地にも大きな差が現れています。なかなか面白いですね・・
でわでわ