やっぱりTOMIXだっ! キハ66・67形(朱色4号)セット | キハでGo!

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こんばんは、日中は猛暑で暑いのですが、ここ2日ほど晩は風が吹き、涼しさを感じて何とか体がもっている状態です(笑)
大相撲はやや荒れ気味であり、白鵬もタイ記録目前に土が付き、高安も不覚を取ったりと白鵬の優位に変わりは無いけれども、やや安定性の欠ける場所です。今日は白鵬は歴代勝利数1位タイになり、明日以降は更新していくことになりますが、どこまで伸ばせるかが楽しみです。

さて、今回は標題の通り・・・
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TOMIXのキハ66・67形ですが、今回は登場時のモデルになるので、今までの更新後のノッペリ屋根ではなく、ラジエーターの載ったゴチャゴチャ仕様です!
購入希望はしていたのですが、他の購入で散財していたので正直、迷っていたのですが、先週の三連休に愛好会のおっさん3人で日本橋を散策した際にジョーシンで実物が展示されており、あまりにも良いゴチャゴチャ感に惹かれて、購入を迷っていました。翌日は一家で寄り道ついでにジョーシンにいった時も在庫があり、ショーケース前で一生懸命、いつもの「無駄遣いと物欲についての哲学」をしていたところ、嫁が「誕生日プレゼントで買っていいよ」とのお声を頂き、連れて帰りました。店舗にはこの朱色4号(限定品)と赤11号(通常品)の両方がありました。一つは自分で買おうかと思いましたが、あまり色の違いが分かり難く、両方とも同じ値段だったので、日本人が弱い『限定品』で、写真の通りに挿絵のかっこいいスリーブがついた方を選びました(笑)(通常品はスリーブなし!でも値段は同じw) 

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さっそく見ていきましょう!
写真は両方ともキハ66です。カラーリングが急行色なので正面のパッと見はキハ58系のキハ65当たりを彷彿させますが、側面の両開き扉を見るとキハ47を彷彿させる不思議な車体です。そして窓はユニットサッシで屋根は少し遠目ですが、中央にAU75形クーラーと連結部車端の屋根にはラジエーターが載っています。

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今回のメインとなるラジエーター部分を見ましょう!
ファン2つがキハ66(トイレあり)で3つがキハ67(トイレなし)です。写真では分かり難いかも知れませんが、配管は一部別パーツで立体感がよく再現されており、屋根上がステキにゴチャゴチャしています(笑)また66・67はラジエーターの大きさだけでなく、その配管にも違いがあり、普段、電気機関車以外はあまり屋根上を見ることが少ない私の目を楽しませてくれました。(電車がお好きな方は485系のパンタ周りとかを見ると同じ思いをされるのでしょうか?w)

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冒頭でキハ65とキハ47を引き合いに出したので、並べました。色は違うのですが、前面も含めて、概ねキハ47に近いデザインで、wikiでも後のキハ47系へデザイン、設計が踏襲されたとあるので、言うなればキハ47のお兄さん的存在なのでしょう。ただキハ40系よりも2年ほど早く製造され、一般形気動車として登場していますが、キハ47と違ってエンジンがうるさくパワフルであったり、エアコンが装備されたり、車内設備も転換型クロスシートが採用されたりと急行並みの装備を持っています。(その為、一般型気動車よりは汎用型気動車では?とも言われたようです)
従来の国鉄基準では全国統一的な車体を作り、全国どこでも走れて、簡単に整備ができる車体造りをポリシーにしている中で、色々と前衛的な機能や屋根上ラジエーターなどの性能面でも意欲的な試みが組み込まれた珍しい車両だったようです。
しかし、軸重の問題からもともと新幹線の博多乗り入れを機に北九州地区に導入されましたが、走行できる路線は限られており、生産台数もキハ66・67の2両を1ユニットにして、15ユニットしか生産されなかったようです。その後、JRでは機関更新時に床下にスペースが出来たため、特徴的なラジエーターは床下に新設され、屋根上は撤去となりました。

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そして今回は限定の登場時の色である朱色4号を選びましたが、パッと見はあまり分かりませんでした。写真でも分かり難いのですが、左のキハ66はちょっと熟れ過ぎてヤバイ一歩手前のミカン色のような色合いです。左のキハ58の赤は赤11号で真っ赤ですが、遠めに見るとこの2両の色の違いは分かり難いです。そして写真では近接ですが、登場時はすでにキハ58系が幅を利かせていたので、このようにキハ66・67がキハ58系と組んで走行していたと思われ、このような凸凹編成も楽しめました。(限定色の編成例は2セット使用の4両でしたが、赤11号の通常セットは1セットにキハ58系を8両繋いだ急行編成が編成例にあがっていました)

このように面白い流れをもつ、キハ66・67系の登場時はマイクロエースから過去に発売されていましたが、今回の商品とは差がありすぎて、発売当初は安くなったマイクロ(4両セットで5千円程度)でもいいかと思いましたが、TOMIXにして正解でした。特にラジエーター周りは比べ物にならず、またスカート周りも同様です。
今回のセットは買いかと聞かれると間違いなく『買い』です!
どちらの色がと聞かれると好みの問題もありますが、将来的なこと見据えると、限定品は再販の可能性が低いので、どちらか1セットの人は限定品を買って、余裕が出来たときに通常を購入するか、未来の再販時に買うのが良いかと思います。(御大臣様は今回で両セットご購入くださいませ(笑))
ちなみにTOMIXの発売決定品の中にキハ66・67の九州色が予定されており、詳細は不明ですが、どうやらJR移行後にカラーリングを変更されたモデルなので、ゴチャゴチャ配管ラジエーターがあり、さらに不具合更新した水ポンプ付になるのではないかと思うと、これも詳細が確認でき次第、予約リストに入れなくてはと思います。

今日は久しぶりに長くブロいだので、今日はここまでw
でわでわ

そうそう、異常値段設定のブックオフで掘り出し品!
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ポポンの貨車です。500円値札でしたが、初回のLINE登録をすると200円引きクーポンがつき、結果300円で購入しました。(ちなみにレジ後にブロック処理w)
シナ製で床下に「made in china」シールが貼られていますが、車体の「未来を拓く JR貨物」のスローガンがワム特有の波状車体にも関わらず、かすれやずれも無くキレイに印刷されていることに感動し、定価860円税別に多少は理解を示しましたが、かといって紙輸送編成で42両も買えるか?と聞かれると
「絶対に無理!だって860円×42両・・・36120円(税別)・・・買えるかっ!」
でわでわ(笑)