退院おめでとう
と言われるけど
私の心の中は、不安でいっぱいだった
これからどう病気と向き合えばいいのか
どう子供達と接すればいいのか・・・
不安が70%で家に帰ることのうれしさが30%だった
退院の日は、姉が都合をつけて
迎えに来てくれることになっていた
朝の診察
先生も笑顔だった
看護士さんも笑顔で
おめでとうと言ってくれた
次の受診は術後の傷の経過を見る為と
今後の治療計画
抗がん剤をやる予定だったから事前にその説明は受けていた
姉が午前中に迎えに来てくれた
二人で病院のお弁当を
父と母の分も買い
病院の外に出る。
すっかりと秋も深まり
枯葉がフワフワと舞っていた
10月20日の手術
退院は10月27日
車から見る景色は新鮮だったし
なんだか別世界にいるような気持になった。
実家に帰ると
父と母が笑顔で出迎えてくれた
あったかい・・・
みんなで
お昼ご飯を食べた
わたしは
母子家庭だったし
子供もまだ
小学生だったから
しばらくは実家で
過ごすことになった。
小学校は学区外だったけど
みんなで
送り迎えは万全に話し合われていて
心強かったな。
「とにかく自分の身体を休める為にも
ゆっくり休んでね」と母が言ってくれた
夜も子供達と父と母とみんなで過ごした
賑やかな団らんが幸せだった・・・
父も母も仕事をしていなかったので
毎日のように一緒にいてくれた
母は出かけるのが大好きだったのに
それを止めた
多分私に気を使っていたのかなと思う。
私はヨガの先生に連絡をした
「おめでとう!!」と元気な声
「マコさんの場所はここにもあるんだから
いつでも遊びに来てね」と言ってくれた
毎日時間はあったので、日記を書いたり
本を読んですごした。
今思うと陽だまりのような
毎日だった。
1週間ほどして
自宅に帰った
不安はあったけど
入れ替わり立ち替わり
父
母
姉
がうちに居た(笑)
子供達も元気いっぱいだった
ある日、体に倦怠感が出た
少し胃のあたりも痛い・・・
寒気もする・・・
嫌な予感がした
夜には高熱
翌日内科に受診
インフルエンザだった
群大の先生に電話をしたら
「まあ、問題ないよ
大丈夫
とにかく治して
次の受診に備えてね」
といわれ
もうからだも心もボロボロだった・・・
