旧株式会社ヴァンヂャケットは雑誌媒体をパブリシティーとして大いに活用しました。
「MENS CLUB」そして「男の雑誌NOW」が広く認知されていますが
その他にも「ボーイズライフ」「FIVE6SEVEN」そして「CAR MAGAZINE」を活用していました。
「CAR MAGAZINE」については株式会社シキバエンタープライズ=RACINGMATEが
編集を担当していた時期に株式会社ヴァンヂャケットの広告及びタイアップ記事が掲載されていました。
株式会社ヴァンヂャケット関連の執筆陣には石津祐介、野原三輝がいました。
広告は「CAR MAGAZINE」独自の物で車関連のテーマをもって作成されています。
 
1965年7月号の掲載はは車関連では無く
株式会社ヴァンヂャケットの1965~66年二年連続の夏のテーマだった「BERMUDA」の広告です。
「VAN JACKETINC.」のロゴは1966年迄使用された「FUTURA」です。
イメージ 1
 
1965年10月号に掲載された広告です。
キャッチコピーは「V型についてお話しましよう。」
「V型エンジン」と「Vネックセーター」を絡めてのセーターの広告です。
「流行は追わず、常によいものをつくっていくーこれがヴァンヂャケットのモットーです」
株式会社ヴァンヂャケットの誇り高い時代だった事を伝えるコピーです。
イメージ 2
 
1965年11月号に掲載された広告です。
キャッチコピーは「おとなしい外装とたのしい内装」です。
表地と車の外装そして裏地と車の内装を絡めたトップ・コートの広告です。
おとなしいコートに目のさめるような赤の裏地を使って人知れぬ楽しみを味わおうと提案しています。
イメージ 3 
1965年12月号に掲載された広告です。
キャッチコピーは「風の中で活躍したヤツ」です。
この時点ではコート名は無く「カーレースのピットで裏にボアのついた
いかに軽そうなコートに身をかため~」となっています。
今では当たり前の「ランチコート」と命名されたのは翌年の1966年F&Wからでした。
 
イメージ 4
 
 
https://fashion.blogmura.com/mensfashion/ にほんブログ村 メンズファッション
1976年以降は「SCENE」及び「Niblick」に社運をかけていた事もあって
中村精巧印刷株式会社で製作されたプロパーの「VAN」Chopステッカーは
ナンバープレート型の白ベース及び黒ベースと初期デザインの「新向い獅子=ユニコーン」のみとなりました。
 
ナンバープレート型の剥離紙は黄土色で四角の刳り貫きは貫通していません。
イメージ 1
 
イメージ 2
 
「新向い獅子=ユニコーン」は
ESTABLISHEDの後に「IN」が再挿入され、社名の字体も野原三輝デザインの初期タイプ に戻りました。
 
 
イメージ 3
 
そして、1978年4月6日我々が憧れた株式会社ヴァンヂャケットの幕が下りたのでした。
 
https://fashion.blogmura.com/ にほんブログ村 ファッションブログ
1976年株式会社ヴァンヂャケットのChopに大きな変革が持たされます。
「VAN」=アイビーからの脱却は1970年の「Global Eye」キャンペーン及び企業ポリシーとする事からの
試みを図りましたがいま一つのインパクトは生まれず5年を経過していました。
世はヘビーデューティーブームという事も有りそのアイテムに対して「VAN」のネームを付けるのではなく
「VAN」からの分派としてのネーミングを付けることに至りアイビーでは無い「VAN」の演出を図りました。
時に1976年2月21日(正に小生の25歳の誕生日)「今、話題のシーンがここに。」のキャッチフレーズで
「SCENE FROM VAN」が誕生したのでした。
その後の「アメカジ」を牽引する商品展開であり品質においても十分に吟味されたラインナップでした。
Chopロゴのテーマカラーは「白」と「青」でプレミアムステッカーもその二種類が在りました。
イメージ 1
 
・・・と同時に1969年以来剥離紙が水色で透かし文字が入っている製品から一新され黄土色になりました。
プレミアム全般の製作を中村精巧印刷株式会社に纏めた事からステッカーについても変更されたのでした。
 
「SCENE」の「Bush.」はテーマカラーがブラウンでした。
イメージ 5
 
元々は1965年高級ニット製品のChopとして登場したのが「Niblick」でしたが直後から休止していました。
イメージ 3
 
1976年「SCENE」の登場と同じくして大人のためのシティーカジュアルとしての「Niblick」が再登場しました。
Chopロゴのテーマカラーは黒ベースの白抜きでプレミアムステッカーも同じカラーリングで製作されています。
イメージ 2
 
2005年F&W27年間眠りに就いていた「Niblick」は株式会社ダーバンによって復活されました。  
ターゲットを「50+(フィフティ・プラス)-ライフスタイルを確立した大人達―」
コンセプトを「男を開放するギア 大人の、大人による、大人の為のブランド」として。
イメージ 4
しかし残念ながら2009年2月末には再びの眠りに就いてしまいました。
 
https://fashion.blogmura.com/mensfashion/ にほんブログ村 メンズファッション