1976年株式会社ヴァンヂャケットのChopに大きな変革が持たされます。
「VAN」=アイビーからの脱却は1970年の「Global Eye」キャンペーン及び企業ポリシーとする事からの
試みを図りましたがいま一つのインパクトは生まれず5年を経過していました。
世はヘビーデューティーブームという事も有りそのアイテムに対して「VAN」のネームを付けるのではなく
「VAN」からの分派としてのネーミングを付けることに至りアイビーでは無い「VAN」の演出を図りました。
時に1976年2月21日(正に小生の25歳の誕生日)「今、話題のシーンがここに。」のキャッチフレーズで
「SCENE FROM VAN」が誕生したのでした。
その後の「アメカジ」を牽引する商品展開であり品質においても十分に吟味されたラインナップでした。
Chopロゴのテーマカラーは「白」と「青」でプレミアムステッカーもその二種類が在りました。
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・・・と同時に1969年以来剥離紙が水色で透かし文字が入っている製品から一新され黄土色になりました。
プレミアム全般の製作を中村精巧印刷株式会社に纏めた事からステッカーについても変更されたのでした。
 
「SCENE」の「Bush.」はテーマカラーがブラウンでした。
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元々は1965年高級ニット製品のChopとして登場したのが「Niblick」でしたが直後から休止していました。
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1976年「SCENE」の登場と同じくして大人のためのシティーカジュアルとしての「Niblick」が再登場しました。
Chopロゴのテーマカラーは黒ベースの白抜きでプレミアムステッカーも同じカラーリングで製作されています。
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2005年F&W27年間眠りに就いていた「Niblick」は株式会社ダーバンによって復活されました。  
ターゲットを「50+(フィフティ・プラス)-ライフスタイルを確立した大人達―」
コンセプトを「男を開放するギア 大人の、大人による、大人の為のブランド」として。
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しかし残念ながら2009年2月末には再びの眠りに就いてしまいました。
 
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