5月4日(日)③

私、車に乗って5分以内に気持ちが悪くなるという体質です。
ということで、極力自動車全般には乗りたくないのですが
旅行の時は仕方がないと腹をくくり
酔い止め薬を持参し乗り切っています。

今回はなんかやばそうだと思ったので
レギュラーメンバーである飴以外にも無印良品にあるこんにゃくチップえいひれ味なるものもレスキュー班にくわえてみました。

結論としては持っていてよかった=3
酔い止め飲んでたって若干気持ち悪いなぁ~というのはあるのです。
それを紛らわすのに最適でした。
やっぱり噛むってことがいいんでしょうか?

こんな酔いやすい体質で果たして行ってみたいと思っている南米とかに行けるのかな?
あと交通手段が車しかないちょっとした秘境チックな場所とか。
1日バスに揺られるなんて想像しただけで吐き気がこみあげてくるのですが・・・
病は気からは信じていますが
酔いだけはどうにも気で解決できる問題ではありません。

酔い体質を改善したという方がいたらぜひとも詳しくお話しを聞かせて頂きたいです!


と、いうわけで随分と前置きが長くなってしまいましたが
私の体調とは関係なく車は順調に次の目的地へと進んでいます。

ジャックは次にどこに行くのか
近づいてこないと教えてくれません。
これがツアーでなければ不安たまらない道のりです。

これまでのような一本線の道ではなく
ぐにゃぐにゃとした道を進み
行き止まりのような場所にあったのが「GRAND CASCADE」


大きな滝を想像していくと
「どこにあるの?」と思ってしまう滝です。

もちろんこの環境の中ではとっても珍しい貴重な滝なんだとは思いますが。


でもこのぐらいでいいこともあります!

それは遊べること。

ジャックが靴と靴下を脱いで水の中に入り遊んでました。

。。。

客の私達を差し置いて。


めちゃくちゃ楽しそうで
あの浜辺でカップルがやったりするらしい
「あはは、こっちだよ~」「うふふ~待って~」
的なちょっとした水の掛け合いのようなじゃれ合い、
を私達に求めてきたので
一応期待に応えて水をかけてあげました。
友達は結構勢いよくやったらしく追いかけられ反撃をくらっておりました。
が、それも傍からみている分には「あはは、うふふ」の関係にしかみえません。

ちなみにハミルトンはどうしてるのかと言うと
だいたいお留守番(荷物番)をしています。


そういえばここである家族との再会がありました。

どこかヨーロッパ(なんとなくイギリスっぽい)から来ていた3人の家族なんですが
チュニスの空港で早く着きすぎた組として一緒だったのです。

私達は並んでいる途中で
まだまだ待ちそうだということで戦線離脱したのですが
真面目にずっと並んでいた家族です。
ちなみにお父さんも息子さんもイケメンでした。

びっくりしたのはこの後で
なんとチェックインが始まった時にお父さんが私達を呼んでくれたんです~
なんかこっち見て手招きしてるなぁと思ってそっちにいったら
自分たちの前に入れてくれました。

Σ(・ω・ノ)ノ!

私達が勝手に列から離れたのに前に入れてくれるなんて
心までイケメン!
でも悪いからいいよ~先にどうぞ~
的なことをジェスチャーで伝えたのですが
いいからいいから、と言って先に手続きをさせてくれました。

そんないい人達とここで再会♪

気付いたお父さんが手を振ってくれて
なんか和む~

一瞬の再会でしたが
とても癒された時間でした(*´Д`)


この日の記事は行った場所がたくさんあるので結構長くなりそうです。
いくつかの記事に分割してお届けするのでお付き合い下さいませ☆

5月4日(日)②

荒れた大地にハミルトン(運転手)の歌声が響きます。
調子が出てくると両手で手拍子をし始めるので
こちらもなかなか目が離せません。

このままどこまでも変わらない景色が続くのかなぁと思い始めたころ
緑のナツメヤシが茂る小さな町のようなものの姿が見えてきました。


「Chebika」
1969年。洪水の際に隣国アルジェ リアから襲ってきた鉄砲水による被害で集落が 流され壊滅してしまった村。
(今は近くに新しい村が建設されています。)


お土産屋を通り過ぎ奥に足を進めていくと
壁のみが残されたからっぽの家が迎えてくれます。


水に飢えているこの大地でも
「水害」というのが存在していることをちょっと不思議に思う。

かつてここに住んでいた人たちも、
まさか洪水によって自分達の居場所が奪われてしまうとは想像もしていなかったのではないかなぁ。


それとも私が知らなかっただけでこういった荒野、砂漠地帯でも
日々どこかで大小あれど災害が起こっているのでしょうか。

海外に行くと普段考えたこともなかったことに対して
色々「?マーク」がついてきます。
無知な自分を少し恥じたりはしますが
知りたいことが増えるという事実はとても楽しい。


ゴツゴツとした足元に注意しながら
上を目指して歩みを進め
一息いれたところで振り返ると
砂色の地平線が目に入ります。


果ての見えない大地。


ちょっと視線の先を変えてみると
日本でも見たことのあるような歓迎の挨拶が。
WELCOME TUNISIA


中央高速道路沿いにある緑のラブレターを思い出します。

麓の泉を目指して今度は岩間を下って行きます。


写真には写っていませんが、
たくさんの子供たちが泳いでいました。
地元の人達の憩いの場所でもあるのかな。

そのまま水の流れを追うようにして歩き続け
元の場所に戻りました。
テーマパークにいるような気分になる、なんだか不思議な帰り道です。

ここでトイレタイム~

どうやらトイレは2ヶ所あるようなんですが
ひとつ目のトイレは
ジャック(ガイド)と友達が入った数秒後
ほぼ同時に慌てて出てくるほどヤバかったようです。
現地人が逃げ出すトイレって・・・

結局二人はもうひとつのトイレに入り直していました。

ちなみに私は汚いトイレはまだ全然受け入れられない(今のところ馴れるつもりもない)ので
旅行に行くと水分は必要量しか摂取しません。
身体もわかっているのかトイレも自然と遠くなります。
良くできてる私の身体!

二人がすっきりしたところで
さぁ次の目的地へ出発です。

もちろん歌も再開!
う、うるさい・・・( ̄▽ ̄;)









5月4日(日)①

朝5時に起床。
今日は8時の便でトズールという街へ向かいます。

タメルザ渓谷やスターウィーズのロケ地なんかにいけるみたいなんだけれど
どうやって行くのかは不明。
頼りにしている地球の歩き方にはトズールに旅行会社が並ぶ通りあり・・・なんて書いてはいても何という旅行会社があるのかまでは情報なし。

ちなみにこの時点ではトズールに泊まるのか
バス又は電車の夜行でチュニスに戻るかも未決定でした。

結局現地に行って考えるしかないね、と全てがあやふやなままの出発です。



飛行機に乗り外を眺めていると
あっという間に砂漠地帯に。

これってサハラ砂漠なのかなぁ
それとも違う砂漠があるのかなぁと
第三者が聞いたらおバカさんと思われるような会話を
日本人が私達しかいないことをいいことに繰り広げます。

その後、「あれがオアシスかなぁ」と言っていた場所にまさかの飛行機着陸。

え!?トズールってこんな砂漠に囲まれた街だったの?と驚き。

正直、トズールから砂漠に行けるなんて一言もガイドブックに書いてなかったので期待してなかったのですが
周りは360°砂漠でした。

予想外の立地にわくわくしながらも空港の外に出ると
チュニスとは全く違った空気。

中心地まではタクシーしか移動手段がないのですが
ここでもぼったくり運ちゃん達が。

料金を聞いてみると10ディナール。

・・・

高い。ありえない。

グーグルマップで事前に見たから知ってるけれど
車で10分ぐらいの距離。
10ディナールはないでしょう。
っとつっぱねる。
その間もどんどんタクシーに乗る他の旅行者達。

タクシーに乗るしかないが10ディナールでは乗りたくない私達。

向うが根負けして8ディナールにしてくれました。
それでも高いけれどね。

でもこれ以上はもう絶対下がらなそうだったので
手を打ち中心地へ。



チュニスは白系の建物が多かったのですが
こちらは砂の色。



ここからがまた大変でした。

旅行会社が多数並ぶ通りにいるはずなのに
そんな会社1件もみつかりません。

しかも歩いていると馬車のおじさんやお土産やのおじさんがひっきりなしに声をかけてくる。

そういうのを無視してしばらくあっちに行ったりこっちに行ったりと探し回ったのですが
本当にみつからず、途方にくれていたところ一人の男が。

「ホテルを探してるの?(英)」

怪しい。怪しすぎる。

でも、でも。
正直いい加減なんでもいいから情報が欲しい。
ここはひとつ話してみますか?
と、日本語で相談した後

「ツアー会社を探してる」「●●とか△△とかに行きたい」
等希望を伝えてみました。

すると男の顔にぱぁ~と笑顔が広がり
ジップでのツアーがある!との答え。

OK!OK!
と言いながら近くの店に案内されそうになったので
まだOKじゃないよ!話し聞くだけだから!と何度も念押しし
ついていきました。



どこに連れていってくれるのか。
何時間ぐらいなのか。
2人でいくらなのか。

しつこいぐらいにここでも何度も確認しました。

この人、笑いのツボが浅いのか
いくら?という意味のフランス語。
「 C'est combien?セ コビアン?」
を使うと大爆笑。
そしてなぜかハイタッチ。

意味がわからない。

交渉成立後はなぜか店のレジ側にあったソファにご案内。
「コーヒーを持ってくるね」と言って店を離れてしまいました。

意味がわからない。

その間にお客さんが2人も来てしまい
留守番組の私達には何もすることができず
顔を見合わせお互い困惑。

戻ってきたと思ったら私達とお客さんを見てまた爆笑。
ついでに知らなかったレジの場所まで教えてくれて、あげくお金まで見せてくれてまた爆笑。

橋が転がっても面白いお年頃?


エスプレッソを頂きながら待機していると運転手登場。

車に乗り込み、今日半日よろしくと挨拶をしていると
なぜか乗り込んでくる店員の男。

振り返って店をみるとクローズしてました。

。。。

おい、お前も一緒なのか!
と思わず日本語でツッコミ(相手は分かってないけれど)

その後わかったことは
謎の男はツアーガイドの仕事もしていました。
ちゃんと名刺がありました。
アラビアンネーム(?)とは別にイングリッシュネームがあったので
これからは彼のことをジャック(仮)、運転手はハミルトン(仮)とこのブログでは呼ぶことにします。


トズールの街を抜け少し走ると
こんな景色が広がっています。


おお~
これが砂漠!

と、うっとり砂漠に浸りたかったのですが
前の2人が全然そうさせてくれません。

とにかくテンションが高いのです。

社内には運転手作詞作曲の歌が響きわたります。
それに手拍子を入れたり
返しを入れたり
真似してうたわされたり
結構大忙しです。

全然ゆっくりできません。
(おかげで車酔いする暇もなかったけれど・・・)


途中からはタメルザ渓谷も視界に見えてきたのに


すぐに頭から消されてしまうほど
忙しい車内です。

類は友を呼ぶというのは
世界どこにいっても共通するものなんですね。

前の2人。
初めて来てわくわくしている私達よりも
ずっとずっと楽しそうでした。


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おまけ情報

①タクシーについて
チュニス市内⇔空港間は4~5ディナールで行ける距離です。
早朝深夜は追加料金がかかりますが、それでも6ディナールちょっとでした。
空港から市内へ行くときの注意点としては、出来れば出発ロビーに停車しているタクシーを使うということです。
到着口からタクシーを利用しようとした友達は何人に聞いても20ディナールと言われたそうです。(結局バスで市内に向かったそう)
出発口には出入口が1つしかない為、出るときに若干苦労しますがタクシーで行きたい場合には頑張って突破しましょう。

②両替について
空港内の両替所で日本円から換金できますが、両替所によっては表示があるにも関わらず扱っていない場所もあります。
窓口の人に声をかけられるようなら、先に日本円でチェンジできるか確認した方が無駄に並ばずに済むかと思います。

③国内線について
今回私達が利用したトズール行のチェックインカウンターは到着階の左手奥(到着ゲートを正面、空港出口を後ろにして)にありました。
出発階に見当たらないようでしたらそちらのカウンターの可能性が高いので聞き間違いと思わず2階に行ってみましょう。
また2時間前に行く必要はないと思います。
行っても受付開始は1時間前をきってからで、それまでに来ていた乗客は3組しかいませんでした。