招待状に入ってた鍵。
それは多分、南京錠の鍵だろう。
・・・と知り合いの魔界人が言ってました。
俺が選んだのは、
後輩の堕天使2人と、
人間の友達3人だ。
堕天使2人はコウとニル、
人間の友達は神城雷人(カミシロ ライト)、
神城風音(カミシロ カザネ)、神城水月(カミシロ ミヅキ)。
人間の友達は見ての通り、兄弟である。
招待状のことについては特に説明してない。
深く聞かれても困るし、
知り合いのパーティーに参加するけど、
1人だと寂しいから一緒に参加してくれ、
と言って連れて来た。
で、招待状に書かれた家に到着。
・・・・・・何、この家。
ちょーデカいんですけど?
誰の家だよ、コレは・・・。
コ:すっげぇ、家だな!
ニ:駕燕サンのお知り合いってお金持ちなんですか?
駕:・・・まぁ、ね
雷:どっから入るんだよ、コレ
風:・・・普通に門からじゃないの?
水:開かないよ?
俺が近付くと、門が開いた。
ツッコミどころは満載だが、
取り敢えず、進んでみた。
エントランスのところに受付が。
招待状を出すと、
わざわざ中の人が出て来た。
?:・・・貴方のお名前を確認致します
駕:・・・駕燕です
?:本名をお願い致します
駕:・・・嗣龍駕燕です
?:確認致しました。では、コチラへどうぞ
訳分からないまま通された会場へ。
コウとニルは少々問題があったようだが、
何事もなく通された。
神城兄弟は何かを見せて通っていた。
俺は先ず、龍一サンを捜した。
招待したんだから、何処かに居るはずだ。
だが、会場は広すぎて捜せない。
せめて、龍一サンが邪気を纏っていれば・・・。
まぁ、それは無理な話だな。
そう思っていたら、パーティーが始まった。
前の方の舞台の上には『お披露目会』とある。
一体何のお披露目だと言うのか。
正装には似つかわしくない南京錠を見る。
すると、それに神城兄弟が気付いた。
雷:ぉい、その南京錠、どうしたんだ?
風:・・・駕燕クン、誰の所有物になったの?
水:どうやら今回のお披露目会の目玉はお前のようだな
駕:・・・・・・は?
そして、舞台上に現れたのは、
何と龍一サンだった。
そう、このパーティーを企画した張本人。
俺が状況が掴めず、ボーッとしてたら、
何と俺にスポットライトが当たった。
龍:皆様、アチラをご覧ください。彼の首から下がる証を。私は彼に求婚致します。今はまだ難しいでしょうが、きっと私は彼を手に入れてみせます。その為の南京錠です
駕:・・・へ?( ̄□ ̄;)
会場が沸く。
隣を見ると、頭を抱えた神城兄弟。
後輩堕天使はいつの間にか居ない。
・・・ねぇ、龍一サン、今、何て言ったの?
『求婚』って言った?
龍一サンが舞台から下りて来る。
そして、俺の手を取って、口付けた。
そこで、また会場が沸く。
ちょ、俺、一体、どうなるの!?