◆彪チャンに弟が?!~駕燕、彪之助、千秋、他~◆ | 2025年!

2025年!

気付いたら年明けてた(笑)

ある日、俺、駕燕は彪チャンに自宅に呼ばれた。
千秋も居るんだろうと思ったが、そこに彼は居なかった。


駕:話って何?

彪:お前、最近、人間を漁ってるらしいな

駕:…漁ってるって…。失礼な言い方…

彪:虎馬という恋人が居るだろうが

駕:最近、ちょっと…

彪:擦れ違いか?(* ̄― ̄)

駕:何でちょっと嬉しそうなのさ!!

彪:まぁ、その話はいずれまた…。それよりも、この男だ


彪チャンがポケットから出したのは1枚の写真だった。
今時、写真て…。写メとか無かったの?


彪:知ってるだろう?

駕:…………ん~…、知らないよ?

彪:どうせ酔っていて覚えてないんだろうが。目撃証言だってある

駕:…記憶にない

彪:記憶に無いなら教えてやる。コイツは、人間(ヒト)では無い

駕:…堕天使でも無いな

彪:魔族では無い。…獣界の奴だ。名は、珀虎(ハクト)

駕:…虎なの?

彪:あまり親しくするな。コイツは手が早い

駕:詳しいね。知り合いなの? でも、俺が誰と一緒だろうと関係無いよね?

彪:虎馬との溝が深くなっても良いのか?

駕:それは俺達の問題じゃん。彪チャンには千秋が居るんだから俺の心配は良いよ

彪:心配くらいさせろ

駕:てか、そんな話で俺のこと呼んだの? それくらいメールで良いじゃん

彪:千秋に聞かれたくなかったんだよ

駕:何で? 俺に聞きたい話なら別に千秋居ても良いじゃん


その時、ピンポーン♪とチャイムが鳴った。
来客は千秋だった。
彪チャンは明らかに不機嫌そうな顔をした。


千:…あ~、駕燕、居たんだ…

駕:もう話終わったから帰るよ

彪:待て、まだ話は終わってない!

駕:終わったでしょ! その写真の男なんて俺は覚えてないって! 例え覚えていたとしても、俺とその男が何しようが、彪チャンには関係無い

彪:……(黒いオーラ全開)

駕:千秋、後は頼んだ!

千:は?(  ゚ ▽ ゚ ;)


黒オーラ全開の彪チャンなんて御免だ。
そのまま千秋に預けて、俺は彪チャン家を出た。
そして家には帰らず、街をブラつく。
彪チャンに見せられた写真の男。
覚えてない、知らないって言ったけど、ウソ。
ホントは覚えてる。
だって、その男(獣)は、
…………………彪チャンの弟だったんだもん。
俺だって驚いたよ。
彪チャンに弟なんて居たんだって。
でも、彪チャン、人間なのに、弟は虎ってどういう事なんだろ?
龍一サンなら知ってるかな…。