離婚後の生活 3/6 | 龍のひげのブログ

離婚後の生活 3/6

ついでにもう一つ、やけぐそ気味に“せちがらい”話しをご紹介しよう。元妻と息子がマンションで未だにアナログTVを見ていることを不憫に思った私は、デジタルTVを買ってやることにした。最近TVの価格が一段と安くなったことでもあり、先月のある日、ミドリ電化のDMで日立製の42型プラズマTV、WOOOが12万円台で出ているのを見た私は元妻に電話して買ってやるから息子と3人でミドリ電化に行こうと誘った。何で離婚してまでそこまでしてやるのかと不思議に思われる方もいるであろうが、私は元妻との間でこれまでさんざん揉めてきたが、最終的に私に息子の親権を譲ってくれたことには感謝の気持ちがある。その上、昨今夫婦別姓などの法制化が議論されているが、元妻は未だに私の姓を名乗っている。離婚直後は旧姓に戻すことで一旦役所に届け出たのであるが、再変更が効く1ヶ月間の間に考えを変えて私の姓にまたもや戻したのであった。別に私がそうしろと言ったわけではない。ところで私は夫婦別姓には反対である。結局のところ特定のイデオロギーの下で国家が家族を管理する一形態に過ぎないからだ。そこには本当の意味の自由も開放もない。夫婦関係あるいは父親と母親の役割はそういうものではないはずだ。籍や姓は国家制度であるが、本当の人間関係は制度を離れたところにあるはずだ。むしろ制度が人間関係を歪めるのである。その原理がわかっている人間は夫婦別姓のような制度が歪みを矯正するのではなく、さらに歪める結果にしかならないことを理解できるはずである。私の正体はアナーキーなナショナリストである。私は理解されがたくも進んだ人間である。私の不幸は未来の幸福への種子だ。

話しが逸れたので元に戻すが、私はミドリ電化は今年の春に初めて利用して以来、大のお気に入りなのである。仕事で使っているファックスが駄目になってきて買い替えをしなければならないと考えていた時に、2社が売り込みに通ってきていたのであるが、業務用のファックスは高いのである。30万円とか50万円である。不景気の昨今ちょっと手が出しにくいのであるが大幅に値引きをさせて20万円位で購入しようかと考えていた矢先にミドリ電化の大型店に初めて行ってみてキャノン製の複合機が3万円台で売られているのを発見した。店員によく話しを聞いたところファックス専用機と比べてもまったく遜色がないということなのですかさず買ったのであるが、大満足の買い物であった。夏には型遅れのキャノン製のデジタル一眼レフカメラ、キッスX2を購入しようとして某有名量販店で9万円台後半で決めかけていたのであるが、試しにミドリ電化に行って見ると8万5千円で4ギガのSDメモリーカードまで付いていていたので感激しつつ買ったものであった。何よりもミドリ電化の偉いところは5年間の長期保証をつけるシステムにある。これまで他店では5%だかのポイントを使って保証書を発行してもらっていたのであるが、その保証書がまたちゃちで普通のレシートと変わらないような代物である。感熱紙に印字されたレシートで何年か経つと消えてしまいそうなその保証書を後生大事に保管していなければならない。仮にその保証書を紛失してしまえば、メーカー保証の1年を過ぎてから5年目までの保証を受けられないのであるが、店側は何パーセントかの保証書紛失者を当て込んでいるのではないかと勘繰りたくなるほどだ。ところがミドリ電化の画期的なところは“エディオンカード”を作りさえすれば、保証書などなくとも無条件に5年間の長期保証が受けられるのである。またカードを提示しなくとも登録してある電話番号だけで購入履歴を調べてもらえるから、いとも簡単に長期保証を受けることが出来る。これまで今にも消え入りそうな感熱紙の保証書を見ながら感じていたことをまさにミドリ電化は実践しているのだ。私は春にファックスを買ったときに店員に進められてエディオンカードを作った。

前置きが長くなってしまったが、実はせちがらい話しとはその長期保証についてのことなのである。日立製のプラズマTVを買って、マンションへの配送日を決め、現金とエディオンカードを店員に手渡した。すると店員が戻ってきて、カードの登録住所と配達場所が違うから長期保証の対象にすることは出来ないと言うのである。私は離婚確定前から郵便物などの関係で実家に住所変更してあるのでエディオンカードも実家の住所で登録してある。それで仕方なしに私と元妻の関係を店員に説明して、私が自分の金で買うのであるしマンションも私の所有なのだからギフトということで問題ないのではないかと言うと、店員は長期保証はあくまでカードに登録された住所に住んでいる人が対象で、それ以外は対象外だというのである。それではどうすればよいのかと聞くと、マンションの世帯主である元妻にエディオンカードを作ってもらわなければならないと言う。それでその場で元妻はエディオンカードの申込用紙をもらって店員の説明を聞きながら記入することになった。職種について元妻は“専業主婦”とも書けないので“無職”とし、年収は正直に0と書いた。それで帰宅後、元妻が申込用紙を投函したところ今から1週間ほど前にカード会社から元妻のもとに電話があって、カードは作れないと断られたそうなのである。元妻はカード会社からの連絡の後、早速私の携帯に報告してきたのであった。エディオンカードを作れなくともTV代金の5%相当(約6千円)を現金で支払えば長期保証はしてもらえるので、その分は私が出すからと元妻には言っておいた。しかしよく考えればミドリ電化の説明にはちょっとおかしいところがあるのである。私は店に電話してこう言った。