確かに、大統領では有るけれど…一応、議会もあるわけで、ショックの波紋は否定しませんが、もう少し静観出来ないモノか?
と、思ってしまいます。。
改めて、読み返してしまいました。

大統領のみならず、総ての人に読んで頂き、ワタシは勿論、我が身に当てて考えて頂きたいです。。
スポーツ ゴジラより以下引用致します。
《戦争についての答えはこうだ。俺は行かない。なぜ黒人の俺が1万6千kmも離れた土地に行って、罪も無い有色人種の頭上に爆弾を落とす必要があるんだ》
1967年、ムハンマド・アリは会見でこう表明して、米国政府から届いた徴兵カードを焼き捨てた。米国は65年にベトナム戦争に本格参戦し、軍事活動を拡大していた。67年には最大50万人を超える米兵がベトナムに投入された。
当時、米国では18~26歳の男子に兵役の義務があった。つまり、徴兵拒否は国家への反逆だった。そんな時代に、アリはたった1人で、米国に拳を向けた。この時、アリは24歳。
プロボクシングの世界ヘビー級王者だった。
五輪の金メダリストから、無敗のまま世界王座まで駆け上がり、9度防衛に成功していた。
…強いアメリカ…を象徴する若き国民的ヒーローだった。
その言動は大衆を扇動する力を秘めていた。激怒した政府は容赦なかった。世界王座を剥奪し、ライセンスも取り上げた。つまり、ボクシング界からアリを追放したのだ。
《徴兵に応じれば半年の訓練だけで除隊になるんだ。これから5年間がボクサーとして最高の時期じゃないか》取り巻きたちは忠告した。
《愛国心がない》《非国民》。バッシングを浴びて、大衆も敵に回した。孤立した。刑務所に行くか、戦争に行くのか。その選択に世間が注目した。
だが、アリの信念が揺らぐことはなかった。
《俺にはもうひとつ選択肢がある。それは正義の選択だ。米国に真の正義が浸透すれば、俺は刑務所にも戦争にも行かないだろう。そして俺は、正義が自分に実現することに自信がある》
しかし、その後、裁判で懲役5年の実刑と1万$の罰金刑が宣告される。
続く