Rise of The Planet of The Apes
1968年に公開され、その後全5作品のシリーズまである 「猿の惑星 (The Planet of The Apes)」 2001年には、ティム・バートン監督によるリ・イマジネーション版も公開されています。
今回は衝撃のラストで幕を閉じた、68年のオリジナル版の前日譚と言うか原点ともいえる作品。
本国アメリカでは予想外のヒットを記録した 「猿の惑星:創世記 ジェネシス (Rise of The Planet of The Apes)」 を観てきました。
製薬会社に勤める科学者のウィル(ジェームス・ブランコ氏)は、アルツハイマー病治療の新薬を開発。一匹のメスのチンパンジーに投与すると、目覚しい知能の発達を見せるも、突如、研究所で暴れ出し射殺されてしまう。
しかもそのチンパンジーには生まれたばかりの赤ちゃんがおり、ウィルは仕方なく引き取る羽目になるのだが・・・
この映画の見所は、何と言っても全編に渡りテンポよく進んで行くストーリーでは無いでしょうか。
アルツハイマー治療薬がこの映画のカギとなるのですが、その設定も非常に現実味があって、ちょっと怖いくらい。( ̄_ ̄ i) 約2時間といった上映時間も長く感じる事はなかったです。
あの特殊メイクが CGへと変わった今作は、予想外に説得力と迫力のある作品に仕上がっています。まぁ主人公チンパンジー、シーザーの表情が人間味すぎている所は、最初どうかと思ったんですが、人間味が大きいが故に、余計感情移入できるのも事実!!
続編を期待する声も多いようですが、個人的には本作一本でこの物語は完結しているように感じます。
お約束ですが、エンドロールの途中で席は立たないよーに (。-人-。)
このエンドロールがあってこそ、かなり納得のいくエンディングに仕上がっていると思います。
DVD待ちなんかせず、是非!劇場でご覧ください。 意外と泣けるかもよ( ´艸`)
それにしても、監督のルパート・ワイアット氏・・・この 「猿の惑星:創世記 ジェネシス」 がメジャー・デビュー作だそうです・・・( ̄□ ̄;)!!