雪に覆われた冬の上高地を歩く(1日目編) | 蘇山蓮園

蘇山蓮園

蓮、睡蓮栽培をメインとしたブログです

毎年、一度は訪れる上高地、それだけ魅力的な場所の雪景色は一度見てみたいと思っていました。ただし冬はホテル等もクローズされ、交通手段もないので格段にハードルが上がります。「虎穴に入らずんば虎児を得ず」の心意気で行って参りました。

冬の上高地の入り口はこの釜トンネル。ここまでの交通手段はバスあるいはタクシーとなりますが、バスは本数が少なく、スタートが少し遅い時間になるので、今回はさわんど第2駐車場からタクシーをチョイス(3600円)。スタートは7時半です。


釜トンネルは全長1310メートル、最大勾配は11パーセントで基本ずっと登り。約25分で通り抜けましたが、途中で心が折れそうになります。なお、聞いたところによると、昨年あたりから冬期も照明を点けることになったようで、ヘッドランプ不要でした。


釜トンネル、上高地トンネルを抜けると、穂高の山並みが見えてきました。天気はイマイチですが、テンション上がります。


8時半に大正池到着。今日の午前中は晴れ間もあるという天気予報だったのですが...(涙)


焼岳方向も良い眺めです。


8時45分に大正池を切り上げ、田代池に向かいます。積雪量は1メートルというところでしょうか。橋が欄干の高さまで雪で埋まっています。


大正池から約20分で田代湿原に到着。


田代池ではチラリと太陽が顔を出し、期待したのですが、天候の回復はありませんでした。なお、この日は霧氷は全くダメダメ。
なお、田代湿原から先は通行止めなので、一旦引き返し、河童橋方面に進むルートに合流します。


ちなみにここが河童橋方向に向かうメインルート、夏場はバスが通る道です。ルートはしっかりと踏み固められており、スノーシュー等はいらない状況でした。また、ひどい凍結箇所もなかったので、軽アイゼンも使っていません。


9時55分、帝国ホテル前に到着。ここからウエストン碑方向に向かいます。


コース場には数カ所、冬期トイレがあり、助かります。


ウエストン碑の前辺りに到着。秋に見事だったカラマツ林も寂しい状態です。


梓川沿いの白樺並木。スノーシューは不要と書きましたが、ここに来る手前で少し踏み跡の薄い部分があり、膝上まで踏み抜きました。ルートを見極める目は必要そうです(汗)


10時50分に河童橋エリアに到着。芽吹き始めた新芽の紅に、白い雪の色、梓川の水色と期待通りだったのですが、青空がないと冴えませんね。


河童橋を入れた定番の写真も載せておきます。


お昼には少々早いですが、冷えた体と心を温めるため、暖かいものを頂きます。


天候回復を待ちましたが、逆に悪化する雰囲気なので、11時45分に引き上げとしました。


途中で見つけたオブジェのような倒木。


帰りは寄り道もせず、サクサクと歩き、13時30分には釜トンネル入り口まで帰り着きました。本日の行動時間は約6時間、移動距離は15.2キロ、累積標高差は約420メートル。この後、雪が降り始めたので、早めの撤退は正解だったようです。翌日の土曜日は天気が回復するとの予報でしたが、2日連続の出動は少々シンドイです。宿泊先の旅館でゆっくり考え、体力とも相談しながらリベンジの可否を決めることと致しました。