ハイシーズンの立山、2泊3日で山と星を楽しむ(浄土山編) | 蘇山蓮園

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北陸地方の梅雨明け直後の晴天を狙って、8月1日〜3日の2泊3日で富山の立山に行って参りました。狙い通り、8月1日に梅雨明けしたようで、その点はバッチリだったのですが、ハイシーズンの混雑具合を甘く見ており、朝の5時半過ぎに扇沢に着いた時点では、無料駐車場は既に満車。泣く泣く有料駐車場(1000円/1日)に車を停めることになりました。


電気バス、ケーブルカー、ロープウエイ、トロリーバスと早足で乗り継ぎ(そのため、写真はありません)、臨時便にも乗れたことから、8時40分には室堂平に到着です。


まずは余分な荷物を宿泊先である「みくりが池温泉」にデポし、9時チョイ過ぎに行動開始。本日は行動開始が遅くなるのに加え、早起き(午前2時)と移動(250km)の疲れがあるので、ゆるゆると浄土山に登り、身体を慣らすこととします。浄土山の登り口に着いたのは9時25分。左手に見えているのが浄土山です。


浄土山の登山道の前半(室堂山展望台まで)は、良く整備された歩きやすい道です。手前に咲いているのは「コバイケイソウ」。なお、高山植物は別記事で特集予定です。


登り口から約1時間登ったところで室堂平方向を振り返ってみました。「チングルマ」のお花畑が素敵です。


10時35分に室堂山展望台に到着。室堂平から200メートル少々登ったことになります。ここからは五色ヶ原方面の眺めが雄大です。


良い景色を見ながらゆっくり一休み。今日のお供はフルーツケーキです。


約30分の休憩を取った後に浄土山への本格的な登りのスタートです。「ハクサンイチゲ」の花が可愛らしいです。


ここはこんな感じの岩ゴロゴロの急登。下りにはあまり使いたくないルートです。


室堂山展望台の分岐点から約50分の登りで、浄土山北峰(標高2831メートル)に到着。このあたりからは雄山方向の眺めが良いです。


北峰から約20分程度で南峰(標高2830メートル)に到着。こちらには富山大学の研究施設の建物があります。12時を回ったので、ここで軽くランチ。


すぐ近くには龍王岳もありますが、既に一度登っているので、今回はパスします。


一ノ越に向かって下って行きますが、こちらのルートは危険箇所も少なく、歩きやすいです。山麓からガスが上がって来始めた感じなので、少しペースを上げます。


13時30分に一ノ越まで下って来ました。


一ノ越からは良く整備された登山道をゆるゆると下るのみ。


途中途中にあるお花畑で写真ネタを拾います。ここはキンポウゲの仲間の黄色い花。


ほぼ下り終わったあたりには「チングルマ」。


15時チョイ前にみくりが池まで戻って来ました。本日の行動時間は約5時間50分、移動距離は6.4キロ、累積標高差は約510メートル。たっぷりと写真を撮りながら、スローペースで楽しみました。


みくりが池温泉の夕食は17時30分からの早い回をセレクト。品数たっぷりで満足な内容です(この後にアツアツの一品が追加されます)。


夕食を早めの回にしたのは夕方の景色を楽しむため。西側には雲があったものの、低い位置のみでしたので、しっかりと夕陽が赤くなりました。


雄山も夕陽の色で赤く染まります。この後、仮眠を取った後に絶好の条件下で星空を楽しみましたが、それは別記事にまとめることとします。