舞台はルーマニア。

ライブハウスの大火災から病院の不正が暴かれ、そこから国全体の腐敗へ話しが進む。

旧東欧諸国の中でも、ルーマニアは腐敗が酷いとなにかで読んだ記憶がある。GDPの約30%くらいのアングラ経済(そこには当然マフィアも絡む)があると。

不正が途中まで暴かれるが、既得権益を守ろうとする勢力から反撃、横槍が入る。その典型がブカレスト市長。肺の移植といった些細な事から正義の厚生大臣を責め、ニュースコメンテーターがそれをサポートする。どこかの国でよくあることだと、映画を見ながらデジャヴュ感があった。ブカレスト市長を例えば、高市早苗や小池百合子、コメンテーターを田崎史郎とすれば、よくある日本の風景ではないか!