4月24日(日)13時キックオフ。

この試合からレアンドロが戻る。
FW:左から渡部かずま、レアンドロ、ペドロ・ジュニオール。これに右サイドから小林、左からサイドバックの相馬が絡むのが神戸の攻撃パターン。ゲームメークは鳥栖から移籍した藤田。その周りでボールを拾い、バランスを取るのが三原。

小林のところにケガの小川慶治朗が早く戻って来て欲しい。小林には申し訳ないが小川はものが違う。

この日は藤田のロングスローから小林がヘッドでつないでかずまが後ろから来たボールに右足で合わせて神戸が先制。しかし、その後仙台に右(神戸から見て)を崩され、ゴール前で相馬が野沢をマーク仕切れず失点。前半1-1。

後半、またも右サイドから相馬が仙台の選手にヘディングで競り負け、その落としたボール、仙台のおくのが伊野波と上手く入れ替わり左足でシュート。1-2。
選外は梁がこの日いなかったが、ウィルソン、野沢の二人がボールを持つと見事な速攻を見せた。チームの土台がしっかりしている証拠。アウェイなので引き気味でカウンターという戦術がはまりやすいシチュエーションではあったけど。

そのまま試合は進みロスタイム。ペドロのドリブルからかずまの個人技、右足シュートで2-2。その後残り1分で両チームとも決定機を迎えたが、結局ドロー。

神戸はレアンドロが戻って攻撃の幅が広がった。繰り返しになるがこれに小川が戻ってくればかなりやれすはず。

後半のネルシーニョの采配に一言。藤田を途中交代させたのはまずかった。コンディショニングの問題があったのかも知れないが、負けていた場面でパッサーを下げてしまったためいいボールが前線に出なくなった。あそこは藤田はピッチに置くべきだった。

この日の試合を見ても、サッカーは仕掛ける動き(ドリブル)が重要。そして、ボールをもらう前のイメージ・イマジネーション、それに裏打ちされた体の向きが重要だと思った。いつものことだけれども。そしてこれらが欠けているのが日本のサッカーなんだよね。