比叡山延暦寺に生まれて初めて行く。ここと高野山は以前からずっと行きたかった場所。

最澄による創建は788年。1200年以上も前の話。
「延暦寺」というお寺はない。以下Wikiより抜粋。

”「延暦寺」とは単独の堂宇の名称ではなく、比叡山の山上から東麓にかけて位置する東塔(とうどう)、西塔(さいとう)、横川(よかわ)などの区域(これらを総称して「三塔十六谷」と称する)に所在する150ほどの堂塔の総称である。”

比叡山の標高は848m。結構高いのでこの日も平地は暖かかったが、叡山の中はとても涼しかった。

この山では桜の花の満開はこれから。4月29日から桜祭りが始まるそうな。
場所柄信じられないくらいの人が押し寄せるに違いない。
この日は三部咲き程度だったが、まだ人は多くなく、ゆっくり気楽に花見もすることができた。

しかし、かの聖徳太子も、時代が下って、法然(浄土宗)、栄西(臨済宗)、道元(曹洞宗)、親鸞(浄土真宗)、日蓮(日蓮宗)、一遍(時宗)らもこの山で修行をされたそうな。不覚にもこんなことも知らなかった。 この山を一日巡れば日本史の生きた勉強になる。もっと早く訪れればよかった。

1571年織田信長による焼き討ち。その後堂塔を再建して行ったのは豊臣秀吉、家康、家光・・・これも知らなかったなぁ。

比叡山の後のランチは「なかひがし」(@京都)。美味なり。。