完読できず。訳者あとがきから:
・ジャスパー・ベッカー「餓鬼ー秘密にされた毛沢東中国の飢饉」(川勝貴美著 中央公論新社 1999年)
・ユン・チアン著「マオ」(邦訳:土屋京子 講談社 2005年)
・ASナチオス著「北朝鮮ー飢餓の真実」(邦訳 古森義久監訳 扶桑社 2002年)

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それにしても中国の歴史は凄まじい。この2000年の歴史において1800回余の大飢饉があったという。そして、その都度、親は子の肉を食らい、人肉が売買され、料理されてきた。中国史は、まさに人食いの歴史であった。道路建設が問題になったとき、毛沢東は、「道路は食えない」といったとか。「食」こそが中国最大の問題であった。「三年一小餓、九年一大餓」の状態であった。ほとんど毎年、餓死者がでていた。
前漢の高祖劉邦は、紀元前205年、必要なら子供を売ったり食べたりしてもよいという布告を出し、そのがなんと2000年後の安徽省でも実施されたというのだ。安徽省の人々はこれを「易子而食」(子供を交換して食糧にする)といった。

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ひょえー。。