Valuest 44 (2008/05/24) | 価値の最大化

価値の最大化

             

【決断の基準】


人生とは、一瞬一瞬の積み重ねで、
その一瞬一瞬に決断をしています。

つまり、人生は決断の積み重ねとも言えます。


その決断の基準、つまり、判断基準や行動指針
といったようなものを、
しっかりと持てていればいるほど、
決断は迅速になり、迷いも減ります。


今日の夜、とある交流イベントに参加しました。
京都開催のイベントだったので、
交通費が往復1000円ほど。
参加費は3000円。

無職の大学生にとっては軽くない出費です(笑)


そのイベントに僕が参加した目的は明確で、
ゲストの方々が他の人と話している話を聴いたり、
ゲストの方々とお話をして、気付きを得ること、でした。


しかしながら、いざイベントが始まると、
あまりの人の多さと、ゲストの方々の席配置の問題で、
僕の目的を達成することはホボ不可能な状況でした。

そこで僕は、乾杯の音頭がとられてから
15分もしないうちに、帰路につきました。


お金の面だけで見ると、
4000円も払っているのに15分で帰るなんて、
元が取れていなくてもったいない、
という考え方ができると思います。


でも、僕はそうは考えませんでした。

僕は、
今日の残りの時間を最大限に有意義に使うためには
どういう行動を取ればよいか、を考えました。

そこで出した結論が、「本を読む」でした。

だから、4000円もかけて参加したイベントを
ほとんどしゃべらず、お酒も飲まず、食事も食べず、
わずか15分弱で退出しました。


そもそも、4000円は払った時点で、
どう頑張っても返ってくるものではありません。

ですので、時間の使い方を考えるときに、
既に支払って、返ってくることのないお金について考えることは
まったく意味のないことです。

二度とない人生。
その大切な一瞬一瞬。

その掛け替えのない時間をどう過ごせば、
『価値の最大化』ができるか。

それを常に突き詰めていきたいですね!




映画熱が冷めました(笑)
どうしようかしら……。


昼からは所属する団体のイベントでした。
思うところは沢山。
今後に繋げていきましょう。


ひろさちや氏の『しあわせになる禅』を読了。
玄侑宗久氏の『禅的生活』と
同じ題材を取り上げていながらも、
解釈が異なるところもあった。
(というか、異なるところばっかだった)

やはり、同じ『禅』でも、捉え方はそれぞれなんですね。


読書熱は相変わらずです。
貪欲に攻めていきましょう。