どうしてこんなにも人生が上手くいかないのか。
なぜこのようにもがき続けてなければいけない?
いったい、私が何をしたというのだろうか……。
このような苦悩、怒り、罵倒を、神に対して書き連ね、
ペンを置こうとしたとき、勝手に手が動き、文章を紡ぎ出した。
こうして、著者と神との対話が始まった。
この本は、著者が神とペンを通して対話した記録である。
ここでいう『神』とは、著者の宗教なのだろうか。
答えは、否。
世界を創り出した全知全能の神のことである。
ただ、このことを信じられない人はとても多いと思う。
「神がこのようにして現れるなんて、ありえない」と。
しかし、そんなことは、瑣末なこと。
所詮、解釈にすぎない。
事実は、著者が「神と対話した」と書いていること。
この本に書かれているメッセジが、
圧倒的に洗練されていること。
究極的に突き詰められていること。
心を震わすほど感動的であること。
きっと、この文章が「著者と神との対話」ということを
信じなくても良いのだろう。
ここに書かれていることを信じ、実践すれば、
必ず人生は高尚なものへと昇華する。
思考は言葉を成し、言葉は行動を成す。
そして、行動の結果、創造がうまれる。
人生の真理に近付きたい人、
より良い人生を送りたい人に、
とてもオススメの一冊です。