見栄がない(2)

テーマ:

「みえ」には「見栄」と「見得」があります。

「見栄」とは「うわべを飾ること。体裁を取り繕うこと」であり、

「見得」とは、歌舞伎役者の演技にあるような「ことさら自分を誇示する態度」のことです。

 

「自分には見栄はない」という人ほど、見栄っ張りの人がいます。要は自分以上のものを見せようとすることです。収入以上のものを買ったり、無いものを有るように見せることもそうでしょう。しかし、それは長続きするはずはありません。化けの皮が剥がれるのは、まさに時間の問題です。

 

ドイツの哲学者ショーペンハウエル先生は: 「最も心すべきは、自分に備わっている以上の精神を示そうとして、見え透いた努力をしないことであろう」と訓えています。

つまり、日々のお化粧は、全てこの箴言があてはまります。鏡を見ながら、お化粧する時、この言葉を思い起こしながら、口紅を塗り、アイシャドウをつけるようにすると、適度なお化粧になるでしょう。お化粧は正にこの格言通りなのです。

 

「誰も仮面を長いことかぶっていることはできない。偽装はやがて自己の本性に立ち帰る」(セネカ)