陽気な人(2)

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ネクラの赤ちゃんを見たことはないでしょう。赤ちゃんは幼気です。それは陽気に通じます。私たちは、本来、ネアカなのです。なのにいつしか、自分で暗い自分を作ってしまってはいないでしょうか。
 
「あの人は陽気だ」や「彼(女)は明るい」といわれる人でも、「いつもそうか?」というとそうでもありません。つねに陽気を保つことは案外難しいことです。ネアカと自称している人でも、時にはそうでなかったり、結構人前で飾っていたりします。どんな場面においても陽気な人というのはなかなかいないものです。
「子供らと手たづさはりて春の野に 若葉をつめば楽しくあるかな」
と楽しそうな良寛さんでも、実は、隠遁いんとん生活を自嘲じちょうし、食しょくを乞こうことには深い悲哀ひあいと焦燥しょうそうを感じていたようです。
 
陰気な人は十のうち九までが成功しても、この九に感謝せずに、一の失敗に腹を立て、逆に陽気な人は、災難に苦悩しつつも悲しみが少なく、一の成功でも喜び感謝して、自分を明るい気分にするものです。
陽気は朗らかさに通じます。朗らかさは陽気+快活さです。
それを身につけるには少し意志の力も要るし、人間的な修養も必要です。つまり、
 だれからみても、つねに朗らかな人になるためには、運命をあるがままに受け入れ、ものごとに積極的に対処して苦境でも挫けない、自分らしい生き方をしようとする人です。しかも人の生き方も尊重し、努めて人との調和を図り、実行する人です
運命に背を向ける人には、だれも寄りつきたくありません。
 
 古語に「良く笑うものは幸福だ。多く泣くものは不幸だ」とありますが、いつも幸運を呼び寄せ、不幸を近づけない日々を送りたいものです。
昨年11月でしたか、お名前を「笑」(えみ)さんという素敵な女性にお会いしました。
新年に向けて、今年1年「笑」の連なりの日々を送りたいものです。