素直である(1)

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 いつでも遠廻しに物を言わねばならない人は憂鬱だ。遠慮なく物の言える人、身分のいかんを問わず、対等で話のできる人でなくてはならない。「気兼ねしなければならない」というのは、お互いの中に何かの垣根があるからである。金も、地位も、名誉も、才能も少しも隔てとならずだれをでも人対人で応対のできる人、そう言う人を誰でも好む。

 一方が素直であれば、必ず相手も素直になれる。 
 「素直」の二文字を刻んだ碑が、松下電器大阪本社「歴史館」の玄関に立っている。
そして、創業者松下幸之助の著書『道をひらく』にこうある。
  


【 素直に生きる 】


 「逆境であれ、順境であれ、その与えれた境涯に素直に生きることである。
素直さを失ったとき、逆境は卑屈を生み、順境は自惚れれを生む。
それはそのときのその人に与えられた一つの運命である。
ただその境涯に素直に生きるがよい。
  素直さは人を強く正しく聡明にする。
逆境に素直に生き抜いてきた人、順境に素直に伸びてきた人、その道程は異なっても、同じ強さと正しさと聡明さを持つ」今日一日、素直に生きようと思う。
しかし、何に対して素直になるのか?
誰に対して素直になれるのか? 誰でもに素直になれる人 ・・・それは天使か? 慈母観音か? 自分には? なれない!
それが、独りよがりの自分なのか?