しかし、人間として持つべき望ましい真のこだわりとは、次のようなことでしょう。
道徳的信念や使命感を抱くこと
人徳や優れた教養・品格を身につけること
精神および肉体の健康を求め、維持増進を図ること
適性のある仕事とその自由自在の発揮を生き甲斐にすること
これらの気高い追求に上限はなく、悠しくこだわりを持ち続けることは社会への貢献であり、人生の妙味です。
「般若心経」にある「色即是空」の「空」とは、
かたよらないこころ
こだわらないこころ
とらわれないこころ
ひろく、ひろく、もっとひろく
これが般若心経 空のこころなり
こだわり過ぎる人は嫌われます。
とはいっても、「自分にはこだわる人」でなければなりません。
「かたよる、こだわる、とらわれる ・・・だから、嫌われる」