そして4年後エンジニアリング事業部を経て、85年1月から石炭液化推進室に異動し日本褐炭液化(株)のメルボルン事務所副所長として2度目の海外駐在。そこでも日豪のマスコミに対応するために広報も担当した。


初仕事はその年の1月17日、中曽根康弘首相ミッションが故安倍晋太郎外務大臣を始め多くの国会議員を伴って訪豪、豪州首相を案内され褐炭液化プラントを視察された。亀高副社長を筆頭に各社幹部が出迎え、私達は万端の受入れに多忙を極めたことは忘れられない。


 私としては特に、神鋼に3年間勤務し外相秘書として同行された安倍晋三現首相との再会も思い出深い。写真上は安倍晋太郎外相(右から2番目)と亀高副社長(右端)と私(左端)。

写真下は、安倍晋三外相秘書官と私と褐炭液化(株)向阪浩専務との懐かしい、貴重なお宝写真である。