本日のフジサンケイビジネスアイの書評「著者は語る」に『企業不祥事・危機対応広報完全マニュアル』(自由国民社、佐々淳行氏推薦)が紹介されました。

「ダーウィンが来た!」(NHK日曜夜7時半)は野生動物の多彩な生き方が楽しめ面白い! 
が、私が見る真の理由はそこに危機対応の原点を見出すからです。
動物は危機を予測し、一早く察知、逃げるか立ち向かう。
日々危機から逃れ、生きる糧をいかに獲り、生き子孫を残すか?に費やす・・・我々も“日々生きることこそ危機対応である”ことを思い知らされるからです。
会社も同じ!脳(トップ)情報の良悪により手足(社員)は善行もすれば悪行も働く。従い最大の危機対応とは、的確迅速な情報交通で会社を善(ビジョン)に向かって司り、真の会社(真人間)を作ることです。
危機は人災!として社員一人一人の言動が危機である!との認識で日々の業務を遂行しましょう。
そこで「危機対応広報の達人=真人間+敏感な身体を持つ真のアスリート」なのです。
近年、危機対応に関する講師やメディアトレーニングの依頼が多いので、神戸製鋼における現場経験とコンサルタント活動で培ったノウハウを全て網羅し実務者による実務者のための実践的な本を上梓したかったのです。
本書は、人間と会社のあり方をベースに危機対応の本質から詳細なノウハウ迄あらゆる局面を網羅している決定版です。

1.本書を読めば、誰にも危機への備えから対応迄プロセスとして理解できる
2.本書を活かせば、誰にも一応のマニュアルが作成でき、又既存マニュアルを改善しより実践的に充実できる
3.本書を辿れば、危機時に誰でも一通り対応ができ、経験者は知見を補強できる

巻末の主要メディアや企業幹部からのアドバイスは、読者に力強い示唆と向上への勇気を授け、各ページ下部に記載の名言を味わえば、本文の趣旨のより深い理解を促すでしょう。
“情報”が組織の盛衰を左右する激動の昨今、読者が夫々の組織においてより重要な役割を積極的に果たし、尚一層の繁栄に貢献することを切望して止みません。