日刊工業新聞書評欄に『だから嫌われる』(近藤信緒の「人に好かれる法」五十ヵ条)が紹介されました。
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新刊/山見博康著「だから嫌われる」(ダイヤモンド社刊)
本書は筆者の座右の書『人に好かれる法』(1949年、近藤信緒著)にある50カ条から、著者の解釈のもと「嫌われる」
50の要素を提示してくれている。
自分の行動や態度によって、いつの間にか人間関係がギクシャクしてしまった経験は、誰にでもあるだろう。本書を読み進めると、嫌われる人は他人のことを考えていないと同時に、自分のことも考えられていないと、気付かされる。
また、相手を喜ばそうとする行為や言動が、かえって警戒心や不快感を与えてしまう場合もあり、相手の心情に注意を払わなければならないことを教えてくれる。
他人から好かれることは、ビジネスでは利益につながるが、何よりも普段の生活が楽しく過ごせるようになる。人間関係に悩んでいる人、人生を省みて生活を改めたい人には必読の一冊。同じく復刻した原書『人に好かれる法』も併せて読むと、より理解が深まるだろう。
(ダイヤモンド社刊
03・5778・7240、1365円)
[ 4月30日