自分などはどうでもよい、人のためになりさえすればと言う人も、人などはどうでもよい自分さえよければと言う人も同じ様に間違った世渡りだ。どちらも幸福や成功から遠い道になる。他人と自分とは別々の様で、実は身に見えない所で同じ運命の車に乘っている。
本当に自分を可愛い人は、相手を大切にする。運命の車を狂わせない様に!
自分はどうでもいいと言う人の内心は、自分だけ良ければ、という内心も同根だと思う。
超越した人を除けば・・・。超越した人は、母親と子供の関係、崇拝する人への弟子の気持ち、主君に心底仕える武士・・・。要は純粋に相手を想う無私の心であろう。
無償の愛・・・マザーテレサの様な。
このような精神に迄高める、深める事ができる間柄になるのは、余程の人間の絆が不可欠であろう。