バリューインテグレーター(価値統合家)の
      『至誠の咆哮』
今日のテーマ:「人を知る法」第28条
      「馬鹿の一つ覚え」
     2012年8月9日(木) 
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  どんな馬鹿でも十年も一つの事を繰り返していれば上手になる。その人間のたった一つの芸を見て、その人間が必ず役に立つなどと思ったら大間違い、人間の知恵と言うものは、応用の利くもので、やさしい事なら、大して修行しなくても、
一応は、或る程度の努力で進歩するものだ。その人間の取り柄がたった一つか二つであとは何も出来ないと言う風なのは死ななきゃ直らぬ馬鹿じゃないかと、一応は疑ってみる必要がある。

  もちろん、この馬鹿というのは精神異常的な意味ではないことは明らかである。
つまり、やる気、情熱、粘り、工夫・・・等々の欠如なのである。

ここで、私は“情熱費”という言葉を創った。情熱は誰にも出せる。お金はなくとも情熱費だけは無限だ。英語でPassion Feeとなずけよう。それは汲めども尽きぬ泉。
いや泉以上である。なぜなら、汲めば汲む程沸いてくる。時には熱を持つ。沸騰もする。

 馬鹿とは情熱のない人、情熱費を払わない人なのである。