『至誠の咆哮』
今日のテーマ:『人を知る秘訣』第15条
  「誰でも自分を唄ってる」
  2011年8月21日(日) 
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 ―あんな上品な事を言っていたってかげで何をしているか知れはしないさー
と誰でもきめてかかる人は、決して上品な事の出来ない人である。誰でも人の
事をうわさしながら自分の本心を唄うものだ。又、逆に―そんな暮らしはして
正音は失っていまい―ときたないものの中にも何か美しいものを見出してやろう
とする様な人はやはり自分の中にもよいものを持っている。事実、相手の善悪は
誰にもわからないものだから、それを通して何をその人間が考えているかと言う
ことを見るのが大切である。
 人間の本質は、全く緊張を要しない場面での、何気ない仕草や一言に如実に
現れる。部下、後輩、トイレのおばさん・・・相対的に地位の低い人の接し方を
観察することだ。