∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞       『至誠の咆哮』
今日のテーマ:『人を知る秘訣』第4条
     「今日の味方は明日の敵」
   2010年9月26日(日) 
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 人を写す自分の心も写されている相手も、今日と明日とまるで別な人間になり、
朝と夕とご機嫌が変わるのです。

今日の味方が明日の敵になるかも知れず、味方と名乗って誰が飛び出すか知れはしない。唯一の味方が獅子身中の虫かも知れず、生命をかけた愛人に寝首をかかれるかも知れません。

しかし、驚くことはない、人の心は変わるのが当たり前だということをよく知りさえすればいい。変わらないものだと決めているのが油断の素。

自分の心に聞いてみましょう。これまでどの位自分の心が変わったのか?

志望クラブ活動?
志望学校?
志望職業?
・好きな異性や交際相手
結婚対象
仕事の仕方:例えば、上司への報告方法
問いに対する答える内容や方法・・・

よく考えれば、日々心変わりの歴史。それも結果が良ければ「ああしておけば良かった」と後悔し、ある程度良くても、
もっとよくなる方法はなかったのか?と呻吟する。
 商談においても、人との付き合いにおいても、人の心は変わるものと思って、自分の言動を考えながら対処していくといいでしょう。

 どんな物事にも幅がある。

「種類の如何を問わず自己の特技を何ものにも妨げられずに発揮できることこそ究極の幸福である」(アリストテレス)のです。そこで、私たちひとりひとりが自分を大切にし、小さな仕事にもつねに大義を見出し、自分の能力をより高い価値へと振り向けることです。それがかけがえのない自らの能力へ、自ら果すべき義務であり使命です。

物事をつねに天秤(てんびん)にかけ「計算高い人間」になることです。つねに自らの価値を自らの意志で、より重要な仕事(こと)に配分しましょう。