バリューインテグレーター
(価値統合家)の『至誠の咆哮』
今日のテーマ:『人を知る秘訣』第2条
「夢の中の人」
2010年8月2日(月日)
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自分は感情に強い人間か、理性に強い人間か省みてみましょう。
短刀でぐらりとえぐられた夢から覚めてみると、相手はノミであったと言う風に、夢の中では人間の理性は働かず、感情だけが強く働く、大袈裟で支離滅裂の世界です。このように感情一点張りの人というものは、理性の強い人に較べると、筋道が通らず、色眼鏡のかけ通しと言った風な暮らし方をするものです。
そこで先ず相手が感情が強い人か、理性に強い人かを見なくてはなりません。
それも自分に照らし合わせながら評価していることを意識するのです。なぜなら、誰も自分の眼鏡で観るからです。
私達には物事を自分勝手な「色眼鏡」で見ているとの自覚が必要です。その色は多種、その度数は多様。自らの天秤と色眼鏡に応じて他人や物事を把握しうるに過ぎません。誰しも自分以上のものの見方はできないのです。
目が見えなければ色が存在しないと同じように、精神は同じレベル以上の精神を持たない人の目には見えないからです。その精度向上を図るため、「事象の客観視」を自らに課し、自らの価値と天秤計算力を磨くのです。
その天秤の中心にある分銅は「人としてのあり方」「倫理道徳」です。
そして、目盛の両端は白か黒。答えはつねにその間のどこかにあり、すべてグレーやカラーからの選択であることを自覚しておきましょう。
「私の言行が_ __ です」に、自分の企業組織名を記してみましょう。
“凛然として”、その名を記すことのできる人物が自分に誠実であり、会社に忠誠であり、両者を真の繁栄に導くのです。