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   『広報卓越者になる法』   
     今日のテーマ:
  「広報担当は何を学べるか?」
  2010年11月21日(日)
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広報担当になると他の担当では到底味わえない、経験できないことを学ぶことができます。

1. 社内人脈を広げる
これから広報の仕事を遂行するにあたっては、社内にどのくらい人脈をもっているかによって、仕事の精度とその内容の厚みに大きく影響を及ぼします。将来、中枢を担っていく気概と実力を兼ね備えた優れた人物からは、学ぶことも多いものです。
広報は社内の優秀な人材を選んで接触し、重要情報を得ることが重要な業務ですから、どの部署のどの部長或いは課長がその部を取り仕切っているか、若手でも誰が部長や課長の信任を得て将来性があるのか・・・が分かってきます。そんな人達はラインの中枢を歩く人物です。今後の人脈リストに加えておくことです。

2.社内の優れた人から直接学べる

立場上、社内で最も優れた人達と直接話すことができます。その中には人物識見に優れた尊敬に値する人もいます。その人たちは経営幹部とは限りません。先輩や同僚、いや多くの場合にはできる部下からも学ぶことができるのです。
そこで、そんな優れた人に出会ったら積極的に接触のチャンスを増やし、何かと教えを請うことです。それはゴマすりではありません。指導を仰ぐ姿勢です。所詮、そのように接していると、熱意ある向上心の強い将来を託すことができる若手に育つかもしれないと期待されるようになれば、きっと目をかけてくれます。昇進の意欲のない人間には覇気も情熱も欠けるものです。自分の為すべき事、成したい事を達成し、ビジョン実現を図るには、自分に忠誠を尽し、自分の意図を叶えてくれそうな部下を必要とします。上層部に成れば成る程一人でできる仕事はありません。そのためにも、多くの支持者が必要なのです。
そんな人物に目をかけてもらえれば、厳なるも温なる指導も仰げることになります。仕事のスピードと緩急も、そのような人物に喜んで協力してもらえるかどうかにかかるのです。上の人に引き立てられる人物は、大成の可能性が大いにあります。


続く