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『広報卓越者になる法』
読売新聞経済部長にインタビュー
(その1)
2009年5月10日(日) NO.17
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「新任広報担当者に期待する」
Q1:ネット時代、これからの広報はどん な役割を担っているか
A1:ネットは取材する側、される側の双 方にとって便利だが、取材の基本は フェイス・トゥー・フェイスである ことを忘れてはいけないと思う。
リリースやコメントをホームページ にアップしたから、それを見てくれ と言うだけでは、広報マンは必要な い。記者との情報交換にどうネット を活用するかを考え、従来以上に取 材する側、される側の意思疎通を向 上させるのが、広報の重要な役割 だ。
Q2:広報担当者に求められる資質とは
A2:特別に求められる資質はない。社会 人としての常識を備えていれば、あ とはそれぞれの方の個性を生かした 広報ができると思う。
Q3:記者との付合い・コミュニケーショ ンについてのアドバイス
A3:記者と広報マンの付き合いも、他の 取引関係と同様に、一番重要なのは 信頼関係。話せないことは話せな い、で結構だが、ウソやその場しの ぎの言いつくろいは、記者に見破ら れます。
Q4:どのようなプレスリリースが望まし いか。
A4:伝えたいことを明確に表現してほし い。ただ、記者が知りたいことと、 広報マンが伝えたいことにギャップ があることも多い。
その点も含め、完璧なリリースはあ り得ないので、問い合わせに応じら れる体制をしっかりとってほしい。
Q5:プレスリリースはどの形で届くこと が望ましいか。その優先順位は?
A5:リリースも含めて、情報発信の基本 は、「対面、手渡し」が基本でしょ
う。
(続く)
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