『広報卓越者になる法』   
今日のテーマ:新著発刊
『広報・PRの基本』(日本実業出版社)  
2009年5月3日(日) NO.16

□■□■□■□■□■□■□■□■□■
                                   
『広報・PRの基本』(日本実業出版社)

去る4月29日、7冊目の広報専門書(他に教養書2冊)を下記の通り上梓致しました。 

■書名:『広報・PRの基本』
(日本実業出版社)
■形式:並製、256ページ、
 単価1800円(税別)

 



これにより、広報・PR初心者が短期間でその基本を学び、実践を通じて、企業のみならず広い分野の多くの人のお役に立てるものと存じます。

●本書の特徴:
▼広報の基本を、簡潔簡明な解説+図解で まとめた一目で分かる「実務書」
▼長年に亘る大企業での実務経験と中堅中 小・ベンチャー企業へのコンサルティン グ実戦経験を余すところなく開陳し、初 めての人にも分かりやすく、すぐ実践で きるようにした「実践書」
▼特に、ネット時代の先端的広報の方法に ついて事例をあげて詳説。
 αブロガーにもインタビュー
▼広報の実務は、ビジネスの基本につなが る原点なので、広い範囲の人にも仕事の ヒントが得られる。
▼実務に役立つ巻末付録の充実。
「新任広報担当者に期待する」70人
 からのアドバイス
(主要メディア幹部19人、主要企業、
 官庁、自治体、大学など51人の広報担 当幹部)
全国記者クラブ・主要業界メディアの
 連絡先一覧表
広報PR関連会社紹介一覧表 他

●読者対象
▽広報・PR初心者や興味を持つ方
▽基本から学び直し、一層の飛躍を志す
 経験者
▽「PRプランナー資格」(日本PR協会 主催)受験を目指す勇士
▽マスコミや広報・PRの仕事に関心を
 抱く一般の人や学生諸君
▽仕事の基本的進め方や広くコミュニケー ションを学びたい向学の方々
              ・・・・・・・・・・・・・・・

発行日の翌日4月30日に、著名な書評家エリエスブックコンサルティング土井英司さんにメルマガ書評に取り上げていただき感謝します。
その成果にて、アマゾンで100番となり昨日今日は300番台となり、願ってもない喜びです。その内容は、ご参考までに下記の通りです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・
  こんにちは、土井英司です。

本日の一冊は、広報・危機対応コンサルタントとして活躍する山見博康さんが、広報・PRで成功するための秘訣を書いた、注目の一冊。
巷には、いろんな方が書いた広報・PRマニュアルがありますが、 個人的にはこの方の書いた本が、一番クオリティが高い。

今回の本は、取材用資料の作り方から、ニュースネタ作りのポイント、テレビで取り上げられるプレスリリースの作り方、危機対応のポイントまで、じつにさまざまな点に触れています。

原理原則論でとどまらず、実際に現場でやるべきこと、やってはいけないことを示したという点で、実用的な一冊。広報担当者にとっては、ありがたい本だと思います。

個人的に参考になったのは、「テレビ企画戦略思考プロセス」と、「危機を最小限に乗り切る『5つの直』」。

どちらも知らないと損をする、あるいは痛手を負うため、絶対に押さえておきたい情報です。

攻めの広報、守りの広報をバランスよく解説しているという点で、重宝する一冊。

経営者、広報担当者は、ぜひチェックしてください。
-----------------------------------
▼ 本日の赤ペンチェック ▼
 ----------------------------

会社概要は一般向けに記述したものですが、広報としては、記者向けに数字的な観点から押さえた「ファクトブック」作成を推奨しますニュースネタを対外的に発信する方法として、イベントにすると話題となり、記事になる可能性が高くなります

会社の公式発表は、リアルタイムで社員に伝える必要があります。営業担当が顧客訪問した時、自社の記事も知らないという恥をかかせてはなりません

◆ニュース性を高めるポイント
1.新奇性 2.意外性・斬新性 
 3.特異性 4.人間性・ドラマ性
 5.社会性・時代性 6.イベント性
7.その他のキーワード
(記念日、読者プレゼント、
 アンケート調査、募集)

◆プレスリリース作成のポイント

「簡・豊・短・薄・情を込めて」
         が読まれる条件

◆テレビ企画戦略思考プロセス1

ステップ1 
  今、社会は何が流行りか?
  何が旬の話題か? 
  何が関心事か?

ステップ2
  これからどうなるか?
  どんな動きが出てくるか?
  どう世に波及するか?

ステップ3
  だからこんな商品が注目を浴びている

◆テレビの場合:
 いかに画にできるかをアピールする
・端的に映像の魅力を伝えるタイトル
・そのタイトルを如実に示す「画像」
  =写真と映像が不可欠
・要望に応じて、いろいろな「画」になる  ことを強調

広報がまず大切にすべきメディアとは、業界紙・専門紙(誌)などの小メディア

日本経済新聞では、経済金融部は銀行などのマクロ経済および金融全般を扱い、企業関係は産業部・消費産業部などが担当します

新聞・テレビの場合には、13時から15時位は比較的ゆとりがあります。雑誌の場合には、午前中が取材に出る前なのでいい

◆危機を最小限に乗り切る「5つの直」
1.トップへ「直報」
2.現場に「直行」
3.事態を「直視」
4.互いに「直言」
5.「率直・素直になれ」

◆ブランドを築く5つの要件
1.知名度を高める
2.自分との関連性を増やす
3.親しみを深める
4.圧倒的差別化を図る
5.憧れ・夢を与える

------------------------------------------------------------

『広報・PRの基本』日本実業出版社 山見博康・著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4534045522/
businessbookm-22/ref=nosim

------------------------------------------------------------

◆目次◆
はじめに
第1章 広報の仕事を理解する
第2章 採用されるプレスリリースを作る
第3章 一斉発表・個別取材の対応と
    公式見解・Q&Aの作り方
第4章 最大効果を上げるマスメディアの    使い方
第5章インターネットを使った広報・PR
第6章 広報・PRの効果を測定する
第7章 事故・不祥事への
        リスクマネジメント
第8章 機能する広報戦略とPR会社の
        選び方・使い方
おわりに