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    『広報卓越者になる法』   
 日経新聞社幹部インタビュー(その2)    
 2009年4月12日(日) NO.15

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     「新任広報担当者に期待する」

Q1:記者にとって、一斉発表と個別取材   とは、どのように異なるか?
  (情報提供に関する考え)

A1:一斉発表によるニュースの記事化は   各媒体の共通情報ということになり   ます。新聞社は他の媒体に出ていな   いオリジナルのニュースを記事化す   ることが大事だと考えています。
   そのためにはまず個別取材を受けて   いただけたらと考えます。

Q2:御社(日経様)に、情報提供したい   場合にはどうしたらよいか?

A2:業種ごとに担当記者がいますので、   担当記者に連絡をしていただければ   と思います。あるいは業種を担当す   るデスクに連絡をいただいても結構   です。

Q3:新任広報担当者はどんな勉強をした   らよいかについてのアドバイス

A3:まず、自社の業界の置かれている状   況を把握し、自社の事業が、どんな   立場にあるかを把握することだと思   います。

Q4:企業危機発生時の対応に関する
   アドバイス

A4:明らかにできることはすべて明らか   にすることだと思います。
   体面をつくろって、情報を隠したり   すると、後に隠していた事実が明ら   かになったときに、企業イメージは   さらに悪くなります、

Q5:新任広報担当者に望むこと
A5:ネット時代だからといって広報担当   者と新聞記者の関係が変わるとは考   えていません。記者の要望にそった   取材をアレンジしていただくこと、   迅速に情報を提供していただくこと   をお願いします。