「人に好かれようとせずに好かれ、嫌われていヽものに嫌われる。自分の好む所に自分をおいて好むものに取りまかれ、何の技巧も努力もなく気儘に振舞って嫌われない。自分より高いものに好かれて硬くならず、自分より低い者に好かれて汚されず、人の嫌悪を超越して悠々自分の仕事をし、生活を楽しむ。天もよく、地もよく、人もよく、すべてが自分のためにあると満足して愛して行く、こう言う好き方好かれ方がその極致だ」(近藤信緒著、山見博康編『人に好かれる法』)

このような好かれ方であれば誰にも迷惑をかけず、自分の心の平穏が保たれよう。理想的な人生の過ごし方である。