「美とは創造的精神の永久的な青春の歓喜である」

 

     (岡倉天心『日本の見地より観たる近代美術』)



昨夜は、(株)美研インターナショナルの20-30代の

女性向け季刊誌「ROSALBA」の読者のための3日間

セミナー「More Beauty」のPartyでした。


そのセミナーは、初日2人、2-3日目はそれぞれ4人

ずつのアーチストが90分ずつのセミナーを開催、それ

も1回500円というArtistic Price?というより

Artificial Priceと呼べる思いやり価格での、読者への

感謝セミナーと言えましょう。


例えば、昨日の2人は、

村田雅子先生(Allons-y!!代表)

 ・・・笑顔が広がるWelcome Sweetsを学ぼう!

 ケーキをチョコレートを3次元で立体化して造り・・・


清水ツタコ先生(Angel's Powder代表)

 ・・・筆跡と色彩で、より自分らしく美しくなるために


明日4日(土)の最初の講師は、

西脇千賀子先生(CAKE STUDIO“N”主宰)

 ・・・知れば魅力アップ 幸せになれる食文化講座

  ~自由の女神が愛したスイーツ物語~

  来る5月末この名前で初めての著作出版予定!

  (実はご主人が私の勤めていた神戸製鋼幹部

    と判り、善きご縁となりました)

    

というものが続きます。


そこで、私は10分間スピーチしました。

私のテーマは「自分のブランド化」です。

「皆さん方は、小さい時から毎朝起きてすぐ自分の

ブランド化に励んでいます。そう、お化粧です。

お化粧は自分のブランド化の原点。毎朝「自分が

自分の広報担当者」で、懸命に自己PRしようと

化粧・・・時には偽装して、PRに努めているのです。


それには、「3つの独」が不可欠!

独自(オンリーワン)

独特(ユニーク)

独創(オリジナル)


です。自分(あるいは会社)のこれらを見出し、

1分間でその良さを、電話の相手に判ってもらえるか?

やってみましょう。それができないのなら、飛びきりの

ブランドではない!と評価したらいいのです・・・」


というような話をしました。そして、「3独」を覚えて

もらおうと数人に、テストしましたが、皆さんよく

覚えてくれたようです。


多くのアートのデイスプレイに囲まれて幸せな雰囲

気に包まれて、多くのアーチストやアーチストの卵

や雛とアートの話に花が咲きました。


ワインやスイーツはその話を満開にする炎。


村田先生特製のケーキも豪華な味でした。


ヒロココシノの武者涼子さんがいときん広報の

憮男?美女を7人も連れてこられたり、

日に1万PVアルファーブロガー鶴亀寿子さんが

お土産もってきてくれたり、

小林製薬広報課長岩田和子さんが現れたり、

神奈川県高校バスケットの元スタープレーヤー、

インテリジェントの廣友さんとも談笑・・・・・・

その方々を紹介していたらあっという間に

お別れの時間。


アートに接する気持ちを少しでも仕事に生かす

努力は、歪みがち、沈みがちな心を豊かにし、

乱れがち、緩みがちな精神を気高くするようです。


 「僕たちは、時代と場所との制限のうけない

  美があると信じたがっている」

   

      (芥川竜之介『野呂松人形』)



 「すべて“美”というものは、

  隠れて存在し、

  発見されることを

  待っているいるものである」


   (亀井勝一郎『性とその宗教的考察』)



             【山見博康】