シンプルにまとめました。
結果「(カナダのアルバータ州では)HPV摂取後、42日以内の救命救急受診率が1.8倍に上がっている」ことが判明しました。

上の表で「救命救急受診述べ回数」を「人口」で割る。すると・・・
カナダアルバータ州では5-17歳は42日間で5.5%が救命救急に受診している。
HPV接種者では42日間で9.9%を受診している。
HPV接種すると42日以内の救命救急受診が1.8倍になる!
以下表の数字の根拠や感想(読み飛ばしてOK)
■HPV受診者と救命救急受診述べ回数の数字■
こちらの論文では「(カナダのアルバータ州で、)HPVワクチンを接種した19万5270人の女性を調査(2006/6/1~2014/11/19)したところ、42日以内の救命救急(DE,EmergencyDepartment)受診延べ回数は1万9351回だった。」と書いてあります。
■カナダ、アルバータ州の人口■
こちらのページを開き、下記操作を行う。
1)Step 1- Select: Geographyで"Canada"のチェックを外し、"Alberta"にチェックを入れる
2)Step 3- Select: Age groupで"15 years"と"16 years"と"17 years"にチェックを入れる
3)Step 6のApplyをクリック
出たきた表の2015年の列を見ると・・・
5 to 9 years 261,548
10 to 14 years 233,063
15 years 46,768
16 years 47,582
17 years 48,173
とあり、これの合計した63万7134人がアルバータ州の5~17歳の人口(2015)になる。
■カナダ、アルバータ州の救命救急受診延べ件数(42日間)■
こちらの"Data tables: NACRS Emergency Department Visits and Length of Stay by Province/Territory, 2014–2015 (XLSX)"をクリックしてエクセルをダウンロード。(2016/7/28時点ファイル生存確認済)
A)エクセルの"7. Frequent users"のシートのD37のセルに「アルバータ州0-17yearsの年間の救命救急受診者(2014-2015) ・・・53万5326回」と書いてある。
B)同じエクセルの"5. Visits and LOS by age grp "のシートのC27のセルにアルバータ州0-4yearsの年間の救命救急受診者(2014-2015) ・・・23万2797回」と書いてある。
このA)とB)の差より、「アルバータ州5-17yearsの救命救急受診者(2014-2015)は年間30万2529回」となる。
これを「年間(365日)」から「42日間」にするため次の計算をする。
(30万2529回÷365)×42=約3万4800回
つまり「アルバータ州5~17歳の救命救急受診延べ回数=42日間で約3万4800回」である。
■人口変動による影響■
人口は不幸にも亡くなる子供、5歳の誕生日を迎える子供、18歳の誕生日を迎える子供がいるため、日々変化します。カナダのアルバータ州では新生児が増加傾向にありますが、ワクチン接種年齢の女性人口(10-14years,15-17years)はほとんど変化はありません。
>>人口変化による「冒頭文の1.8倍」への影響は誤差の範囲
■年齢・性差による影響■
性差によるED受診率:こちらの"Age/Sex"をクリックすることで、次のような救命救急受診傾向がわかる。
・カナダの20歳以下ではHPV接種対象年齢の10-14歳のグループがED受診回数が少ない傾向にある。また0-14歳のグループ(2006-2015)では女性より男性のほうが10%前後ED受診延べ回数が多い。
>>冒頭の1.8倍が2.0倍くらいまで増える可能性が非常に高い。
・また、カナダでは15歳から34歳くらいまで女性の救命救急受診回数が男性に比べて10~20%程度多い(診療科が休みの日曜の出産?)
>>前述の「1.8倍が2.0倍まで増える・・・」を半分程度相殺する可能性がある。
■個人的な感想■
カナダ、アルバータ州の非接種者の年間救命救急受診述べ件数がわかればよりはっきりするのだが何故そのデータが無いのかが不思議。
ワクチンの補助・研究には公的資金・民間資金が億単位で湯水の如く投入されている。この件に限らずHPVワクチンのデメリットを指摘するデータは色々あるが、何故か億単位で資金が投じられているようには思えない(それとも私が知らないだけなのだろうか)。企業からすれば儲けにならないからなんだろうけど・・・公的資金は・・・。