これは、営業→JTCに転職した視点での話。
成果がインセンティブとして給料やボーナスに反映される営業などは除くものとする。
あくまで、私が経験したJTCの話だ。
まず「仕事ができる」の定義は難しいが、ワイがいる業界では、普通のことを普通にやっていると、割と仕事ができる部類に入る。
体感、上位40%には入るだろう。
さて、上位40%がそのレベルなのだから、残りの50〜60%はどうなるか。
①言ったことをやらない。
②普通の人なら定時内で終わる仕事を、3〜5時間残業してやる。
③仕事の抜けが多い。
④トラブルの報連相ができない。スーパー炎上してから報告する。
④については、おそらくどこがボトルネックで、どの段階で助けを求めるべきなのかがわかっていない。
その結果、まだ小火だったものを、立派な大火事に育てて持ってくる。
半分ぐらいの人がこのレベルだとどうなるか。
仕事をこなせる人に仕事が寄ってしまう。
できない人に任せて事故るより、できる人に頼んだ方が早い。
頼む側からすれば合理的なんだけど、頼まれる側からすれば、仕事を終わらせた報酬が追加の仕事という謎仕様になる。
で、バイトリーダー理論。
勝手に俺が提唱してるんだけど、要は「俺がいないと回らない」という有能感を報酬にして働くことだ。
ちょっと意地悪に言うと、仕事のできる自分に酔っている状態である。
一応、参考になったのは以下の2chまとめ。参考にしてほすい。
バイトリーダー「カーッ!あいつら俺がいなきゃなんも出来ねえだろうなwww」
要は、忙しさや頼られることに酔ってる。
でも、人より仕事をこなしたからといって、その分だけ時給が上がるわけでもないという。
実は、私もこれに近い状態に陥っていた。
仕事を定時内にこなし、定時に帰る。(定時に帰るやつはそもそも僕しかいないレベルでみんな残業してるおそらく生活残業の日とも多いと思う)
利益ランキングは常に上位。
そんな感じで仕事をこなしていたら、さらに追加の仕事を頼まれて、私の場合は糸が切れたんだけど。
糸が切れる前は、
「カーッ!俺は定時でパフォーマンス上げてんのに、アイツらときたらwww」
みたいな感じだった。
ちょっと誇張してるけど。
ここで面白いのは、私は残業している人を見て「効率悪いな」と思っていたのに、自分も「人より効率よく仕事をこなしている俺」という有能感に浸っていたことだ。
忙しさに酔うか、効率に酔うかの違いで、割に合わない仕事を有能感で引き受けていたなら、構造は似たようなものだった。
定時に帰れていたから、自分はこのゲームをうまくやっているつもりだったんよね。
でも、効率化して空けた時間に、さらに仕事を詰め込まれるなら話は変わる。
自分が楽になるための効率化が、会社に追加の仕事を渡すための効率化になってしまう。
上の役職の人たちを見ていると、
やれ残業何時間だっただの。
やれ休日出勤しただの。
欠員が出たら全部自分でカバーするドMだの。
もちろん、役職に応じた責任はある。
キャリアアップや転職につながるなら、将来の金になるからわかる。
短期的に踏ん張る必要がある場面もあるだろう。
ただ、それがずっと続いていて、負担に見合う給料や昇進もないなら、何を報酬に頑張っているんだろうとは思う。
そこで思い当たったのが「有能感」だ。
「自分が必要とされている」
「自分がいないと回らない」
「あいつには無理だけど、自分ならできる」
こういう感覚も、本人にとっては報酬になるんだろう。
もちろん、全員がそうだとは思わない。
責任感でやっている人もいれば、部下や顧客に迷惑をかけたくない人、単純に断れない人もいると思う。
ただ、時間と責任に対する金銭的なリターンが割に合っていなくても、その立場を好んで引き受ける人がいる。
そこは私にとって、結構な驚きだった。
本人が納得しているなら、それはそれでいい。
有能感も、やりがいも、仕事をする理由にはなる。
ただ、「頼られて嬉しい」と「会社から待遇で評価されている」は別の話だ。
頼めばやってくれる人は、そりゃ頼られる。
でも、頼られた回数に比例して給料が上がるわけではない。
個人的には、やったら金クレとしか思わないので、クソゲーすぎるな〜と。
給料分の仕事はする。
ただ、人より多くこなすことが当たり前になって、その分の見返りもないなら、どこかで線を引かないといけない。
頑張った先に昇進や収入増があるなら、そこに向けて頑張ればいい。
でも、「いつか評価されるだろう」だけで引き受け続けるのは、ちょっと都合のいい期待だと思う。
私もそこは混同しかけていた。
よく2:6:2の法則なんて言うけど、比率はともかく、こういう役割を引き受ける人は一定数出てくるんだろう。
それをサラリーマン適性と呼ぶのか、管理職適性と呼ぶのかはわからない。
少なくとも、私には有能感だけで追加の仕事と責任を引き受け続ける適性はなさそうだ。
なので、そこを目指すのは早々に諦めることにした。
まぁそもそもてめぇこの会社合ってないよ。とは思うし、よく言われる。(テヘヘ・・・)