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No Rice,No Life! 佐藤琢也公式ブログサイト

企業論、人財論、労働論、マーケティング論、プロモーション論。
時事問題、関心事、個人的な日常など、徒然なるままに綴ります。

10分寝よう。そのつもりが大爆睡。
という現象が何度か起きた今月だった。いや、実は昨夜もだったのだけれど。

 

お蔭で普段以上の睡眠時間がとれる一方、そのしわ寄せは翌日、あるいは数日後に来るわけで。このパターンは今月で終了させないとな。ふむ。そうしよう。

 

 

さて、斬新なアイデアや発想とは、否定や排除から始まることも多いのだよなと。というのは、今朝のクライアント先でのミーティングでも話題に登ったがゆえに。

 

前例がないものやことに、なんかこう恐れを抱くというか。それを中和、隠したがるゆえもっともらしい論や責任論をセットにした見解がやって来るというか。

 

ふむ。自社の都合(数字)を前提とするからなんだな。そのバイアスの正体は。

 

たとえば、『それをすると何%数字が伸びる?』、『利用者数が何%増える?』、『30代の女性を見渡した時、何%の支持者がいそうか』とか、数字ありきがゆえ前例がないものは敬遠される傾向がある。

 

とはいえ、肝心要はそこじゃないのだよ。文脈を読む力なのだ。『こういう人はどんな不満を解消したがっているのだろう?(そもそも、その不満はどこからやって来たのだろう?)』とか、『何を不安に思っているのだろう(不安にさせる原因は?)』とか。

 

さらに、それを紐解いた結果がアイデアや発想であり、商品やサービスとして具現化されるのが本筋だ。

 

いや、こうした文脈を経ず、数字ありきでやると、その殆どは不発や失敗という結果を招くものだが、ようするに、生活者が欲しないというミスマッチだ。(自社(自分)の都合とは、相手に受け入れられずらいという事実でもあるのだが)

 

そう思うと、なんかこう良かった。今朝のミーティングは貫き通すというコンセンサスで満ち溢れていて。いや、本社に対する挑戦でもあるというか。

 

ま。本社という所は『誰が承認した?』というような責任論が勃発しやすいわけで、そう働く心理は分かるのだけれども。ボクもサラリーマン時代、本社勤務期間がそこそこあったゆえ、何となく。

 

さ。明日から4月。新年度。弛まなく進もう。全速力で。

 

さらに、明朝はクライアント先の役員会議に出席させて頂く。張り切り臨みましょうかね。

WBC。
第四回を迎えた今大会だが、本気度が今まで以上に伝わってきたのが良かった。米国、プエルトリコ、ドミニカ、いずれもなかなかの布陣で。それゆえ、WBCへの国際的関心度や知名度、人気といった類を高めたことだろう。

 

日本もよく戦ったよね。これぞ最強メンバーという布陣を作れない事情はあるにせよ、それでも『予選、決勝ラウンド』を通じ、実力十分だったと思う。

 

 

さて、WBCで盛り上がりを見せた球界だが、球春の到来でもある。さらに、桜シーズンの開幕も間近に迫り、まさに春一色に染まりつつあるこの頃だ。

 

その桜だが、三日見ぬ間の桜なる言葉がある。悠長じゃない物事を表したものだが、ゆえに主体性を保つことが大事なのだと思ったりする次第だ。何事にも。

 

たとえば、アドバイスなんかもそうで、玉石混淆であるからこそね。というのは、あたかも相手のためを装いつつも自分のためというような類も混在するし、本質から外れているものだってあるわけで。

 

ふむ。どうせならこの世の春を味わいたいものだよね。いつの日にか。

認知的不協和。
有名すぎる話だが、自身の中で矛盾する複数の認知を覚えた時に抱くモヤモヤ感のようなものだ。(米心理学者レオン・フェスティンガーが提唱)

 

さらに、多くの人はこのモヤモヤ感をどうにかして解消したがるものでもある。

 

さて、星野リゾートの大阪進出が話題沸騰中だ。

Twitterでもランクインしていたが、『あの星野リゾートが、あのエリアに、なぜ?』という気持ち悪さを覚えるゆえだろう。

 

あのエリアという意は数多のツィートが物語っているのだが、たとえばこういう類だ。

『星野リゾート、やめとけ』、『なんて無茶な』、『日本人は誰も行かないぞ』的な。

 

ふむ。大阪を知らない人でもお察し頂けただろう。建設予定地はJR新今宮駅の北側(通天閣近く)辺りなのだが、高級とは正反対の、いや、ディープな荒れたエリアなのだ。(周辺には100円単位で泊まれるホテルらしきものがあったりと)

 

それにしても上手いな。星野リゾート。多くの人がプロモに参加してくれている。という印象だが、海外にも同じような立地条件、環境下で成功している高級ホテルもあることから、この手のノウハウにも自信があるのだろう。

 

 

やや余談的だが、この認知的不協和的な手法は古くから使われている。ビジネス界の老舗的に。

 

たとえば、営業(販売)マンからこう言われたらどう感じるだろう。『あなたはウチで買わない(利用しない)方が良いですよ』と。おそらく、『え?なんで?』となり、その理由を知りたがる人が多そうだ。

 

広告系も同じで、ようするに『なんで?』という気持ち悪さ、ストレスを抱いてもらうための手法でもあるのだ。

 

なんせ、人は矛盾という類の生む感情が嫌なもので。解消したがり、さらなる情報を求める傾向があるゆえアクセスをするみたいな。

 

そういえば。消臭力のCMもそういう意図なのかなあ。ずっと以前から感じるのだが、西川さんと外人の男の子、諸々と、『なんで?』がいつも駆け巡るのである。個人的には。