真実には、人を惹きつけるほどの力がある | No Rice,No Life! 佐藤琢也公式ブログサイト

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企業論、人財論、労働論、マーケティング論、プロモーション論。
時事問題、関心事、個人的な日常など、徒然なるままに綴ります。

事実だけではなく、真実を伝えることも大事である。いや、必須アイテム級だと思う次第だ。

 

たとえば、シンガーソングライターが歌う曲そのものはコンテンツという事実だが、真実を知ることができれば、何かを感じやすそうだ。(誰を想い、何に想いを馳せ、この歌詞、メロディーができたのか等、背景にあるもの)

 

この何かとは、その曲を好む動機とも言えるかもしれない。同じような状況、環境、体験に感情移入をしたり。共感をしてみたり。あるいは、なにクソ!頑張ろう!という力が湧き起こったり、と。

 

ようするに、真実とは人を惹きつけやすいと言えるのだろう。

 

 

同様に商品(サービス)そのものは、コンテンツという事実である。もちろん、それぞれの真実もあるはずだ。込められた想い。何に、誰に、想いを馳せたものなのか。諸々の背景があるに違いない。

 

イベント企画やキャンペーン、販促物も然りだ。たとえば、スタッフミーティング中、お客さんが喜んでくれるために何をしようと思案している一コマ。ホワイトボードにアイデアが書き込まれていく一コマ。こういうシーンも真実の一つであるのだから。

 

いつの頃からか、自社ファンを創ろうというスローガンを掲げる企業、店舗、人が増えている。

 

モノ余り、縮小するマーケット、競争激化という構図も大きく影響していると思うのだが、とはいえ、企業(店舗)概要、商品(サービス)スペック、性能等という事実だけを伝えても、感情は動きづらいはずだ。

 

イベント、キャンペーンというコンテンツにしても然りで、日付、場所、内容という事実だけ伝えてもね。

 

なので、どのような真実を伝えるかという脚本。どうすれば伝わりやすいかという構成。この辺りを練りに練るとは超絶的に大事なのだ。なんせ力があるのだから。そこには人を惹きつけるほどの。

 

 

そういえば。愛してやまない『いきものがかり』の新曲、『ラストシーン』が8/24にリリースされる。

 

そのカップリング曲『ぼくらのゆめ』はメンバー3人について書かれた詩だそうなのだが、なんかこう心が動かされたのだよね。水野良樹さん(リーダー)の連続ツィートによって。(計801ツィート・彼らの高校時代以来の真実が盛り沢山)

 

さ、今週が始まった。クライアント先でのミーティングでは、真実がテーマになりそうな予感。さらに、ご依頼頂いている原稿の執筆締切まで、あと4日。ふむ。頑張ろう。全速力で。