こんばんは。
西宮での仕事が終わり、夜食。
イナイチ沿い(国道171号線)の一風堂へ立ち寄った。
王道の白丸元味をすすりながら、ふと、子供の頃を思い出していた。
投開票日(国政選挙)とは絶望日だったことを。
というのは、どのチャンネルも特番やらで選挙報道一色。
おかげで楽しみにしている番組が見れないという、とてつもなくイヤな日だったのだ。
ただ、どことなく興奮したことも覚えている。
大人たちが熱狂し懸命になる姿に、なにか異様なことが起きている。なにかが始まる。と、ブラウン管越しに感じていたのかもしれない。
いっぽう、今回の衆院選は静そのものだった。
有権者のほぼ半数が選挙に背を向けたという、史上もっとも関心を集めない選挙でもあった。
(投票率は史上最低の52.66%)
選挙前に多くの人が多くを語った通りの結果とも言えるが、投票したくなる政党も政治家もいない。
そういう絶望にも似た感覚が史上最低という数字に表れたのかもしれない。
しかし。寂しさのようなものがある。
選択肢がない、というのは。
買いモノにしてもそうだ。
買うか、買えるかどうかは別にして、そういうモノがあって、その選択肢があるとは幸せなわけで。
52%ほどの投票率か。
それが民意、とは違う気がするけれど、安倍政権的には立派な理屈になるのだよね。
国民から信任された、理解を得られた、と。
(自民291+公明35で3分の2を超える議席)
次回の国政選挙はどうなるだろうか。
投票したくなるような、世の中が変わりそうな、希望が持てるような選択肢がある。
そう期待しつつ、ゆるやかに傍観したいと思う。
ではでは。