実名、匿名には、それぞれ正と負の両面がある。いずれにしても本人次第。 | No Rice,No Life! 佐藤琢也公式ブログサイト

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企業論、人財論、労働論、マーケティング論、プロモーション論。
時事問題、関心事、個人的な日常など、徒然なるままに綴ります。

こんばんは。

大注目の日本のワールドカップ初戦。
残念。負けてしまったね。



「美しかったゴールシーン」


匿名には賛否ある


お茶をしながらラフな雰囲気。
居心地の良い中での打ち合わせがあった。

メインテーマはクライアント先のコミュニティサイト。
中でも匿名(ニックネーム)参加と管理、秩序づくりが焦点だった。



「アフタヌーン・コーヒー」



コミュニティサイトをはじめ、掲示板、SNSなどが活性化するエンジンのひとつに匿名性がある。

匿名とは、だれだか特定できないこと。
それゆえ心理的なハードルが下がり参加もしやすい。

なので「だからこそ自由に発言できるんだ!」という匿名支持派がいる。

いっぽう、「匿名では信用できない。実名を出すべき」。
などとする実名支持派もいる。


個人的には、どちらの理屈も「ごもっとも」。
ただ、いずれにしても自己責任に違いはない。

たとえば、「Yahoo!知恵袋」、「OKWave」などを代表とするQ&Aサイト。
自社サイト内に「Q&Aコミュニティ」を設けているモノ。

会員IDを配布していても、実質は不特定多数の質問者と回答者で成り立っている場合が多い。

つまり、匿名で参加すれば、誰だかよく分からない人が質問をし、同様の人が答える構造だ。

「名も顔も知らない」危うさがある一方、それゆえ自由度が増し活性化する側面もある。

ある意味では、中世後期のヨーロッパで盛り上がりをみせた仮面舞踏会のような場かもしれない。

(その後は風紀を乱す元凶、道徳や倫理を麻痺させる原因として反対運動が起こったが。)


ひとくちにQ&Aといっても、テーマは多岐にわたる。
趣味や関心事ネタもあるし、込み入ったネタもある。
回答は丁寧なモノもあるし、適当なモノもある。

いずれにせよ、その一点や一面だけのつながりであることは間違いない。

100人に聞けば100通りの価値観や常識が登場するようなモノでもあるし、いずれも参考でしかない。

つまり、結局は当人次第。
そういうハナシになるワケだけど。


そういえば、冒頭のコミュニティサイト。

これまでのテスト&モニタリングから、1グループにつき、おおむね20人~30人の参加者。

この規模があらゆる面で最適?と仮説を立てることができる。

実名と匿名、それぞれの良いとこ取りをしたようなモノへと進化させていきたい。

ではでは。